ぶんぺいぶんぺい

副業投資家ぶんぺいです。

 

最近、日経平均が暴落したため、日経225先物取引の必要証拠金がビックリするぐらい上がっています。

 

日経225ミニ1枚の必要証拠金は、なんと162,000円(2020年3月30日ナイトセッションから)!

 

暴落前は6~7万円だったので、倍以上に跳ね上がっています。

 

これじゃあ資金が足らないよ、と思われている方。

 

証券会社にもよりますが、CFDなら安い証拠金で日経225をトレードすることができます。

 

この記事では、日経225をトレードするならCFDが安いかどうか、証券会社別に徹底比較してみました。

 

ただし、今の日経225先物取引よりも安い資金でトレードしようとすると、トレードスタイルがある程度限定されることもわかりました。

 

その理由は、CFDでのトレードでは必要証拠金以外にコストがかかるためです。

 

それらも含めてすべて紹介します。

 

この記事は以下の人にオススメです。

 

  • できるだけ少ない資金で日経225をトレードしたい
  • CFDでトレードしたことがないけど、興味がある
  • 日経225先物取引とCFDの違いがよく分からない


CFDとは?

 






CFDとは差金取引決済という意味です。

 

Contract for Differenceの各単語の頭文字をとってCFDと呼んでいます。

 

差金取引決済とは、取引に使う実際の資金をやり取りするのではなくて、売買した差額を受け取ったり、支払ったりすることです。

 

100万円の金融商品を買って、101万円で売ったら、1万円の利益ですが、実際に100万円や101万円のやり取りはなく、指数で売買して、1万円だけ受け取る取引方法になります。

 

ただしこの取引をするためには証拠金が必要です。

 

ここまで読んで、何かに似ていると思いませんでしたか?

 

そう、よくご存じのFXもCFDと同じなんです。

 

差金取引決済は、外国為替の取引のときFXと呼び、その他の商品、例えば金や原油などはCFDと呼ばれます。

 

では先物取引と何が違うのか?

 

先物取引は

 

  • 将来の決められた期日に
  • ある商品を
  • 現時点の価格で

 

売買することです。

 

これが金や原油や穀物なら、将来それらの価格が上がっても下がっても実物を受け取れることができます。

 

しかし日経225先物は実物がありませんので、将来決められた期日までに上がっても下がっても決済しなければなりません。

 

つまり日経225先物は「先物」という名前はついていますが、取引自体は差金取引ですので、ほぼCFDと同じです。

 

大きく違うのは、決済期限があるかないか。

 

日経先物には期限があって、CFDには期限がありません。



日経225を先物とCFDで比較してみる

 





日経225先物とCFDでは決済期限のあるなしが大きな違いだとわかりましたが、他に違いがあるのか、まとめてみました。

 

CFDはいくつかサービスがあり、今回はくりっく株365という商品と2社の証券会社が提供するCFDの3つを比較してみます。

 

参考にした商品と証券会社は以下のとおり

 

  • 日経225ミニ: SBI証券 先物取引 ミニ日経225
  • くりっく株365: 岡三オンライン株365
  • CFD①: GMOクリック証券
  • CFD②: IG証券

 

なお、くりっく株365はいくつかの証券会社がサービスを提供していますが、その内容はほぼ同じですので、今回は岡三オンライン株365を参考にしています。



取引手数料

 

商品 手数料
日経225ミニ 1枚 片道38.5円(税込) ⇒ 発注と決済両方で77円
くりっく株365 1枚 片道156円(税込) ⇒ 発注と決済両方で312円
GMOクリック証券 なし
IG証券 なし

 

日経225ミニのコストは、取引手数料のみです。

 

しかもどの証券会社でも片道数十円程度ですので、何回トレードしてもそれほど大きなコストになりません。

 

取引手数料が安いことは、わたしがスキャルピングで1日何度も取引していた大きな理由の一つです。

 

なお、くりっく株365もCFDですが、取引手数料が必要です。

 

片道156円ですので、それほど安いわけではありませんが、デイトレードやスイングトレードなら気にならないコストですね。



必要証拠金

 

商品名 証拠金
日経225ミニ 1枚 162,000円 ※2020年3月31日現在
くりっく株365 1枚 96,040円 ※2020年3月31日現在
GMOクリック証券 1ロット 約19,000円 ※2020年3月27日現在
IG証券 1ロット 約190,000円 ※2020年3月31日現在

 

日経225の必要証拠金はSPAN証拠金に基づいて、証券会社各社が決めています。

 

このSPAN証拠金が変動するため、取引に必要な証拠金もそのつど変わっています。

 

現在は暴落相場で、かつボラティリティが大きいため、SPAN証拠金が高くなっており、日経225ミニ1枚でも16万円以上の証拠金が必要です。

 

くりっく株365は日経225に比べるとまだ安いですが、それでも9万円以上の証拠金が必要です。

 

それに比べてCFDの必要証拠金は日経平均の株価指数とほぼ同じ金額になります。

 

日経225やくりっく株365のように証拠金が急に高くなるということはありません。



取引単位

 

商品名 取引単位
日経225ミニ 日経平均✕100円
くりっく株365 日経平均✕100円
GMOクリック証券 日経平均✕10円
IG証券 日経平均✕500円、✕100円

 

IG証券では取引単位1ロットあたりの金額が2種類あります。

 

標準とミニの2種類です。

 

標準は500円。

 

ミニは100円。

 

これは日本225で1pips(=1円)動いたら、500円または100円の損益が発生するという意味です。



株価指数が100円動いたときの損益幅

 

商品名 損益幅
日経225ミニ 1枚 10,000円
くりっく株365 1枚 10,000円
GMOクリック証券 1ロット 1,000円
IG証券 1ロット 10,000円


レバレッジ

 

商品名 レバレッジ
日経225ミニ 約11.7倍
くりっく株365 約19.8倍
GMOクリック証券 10倍(最大)
IG証券 10倍(最大)

 

※日経平均株価が20000円の場合

※2020年3月31日現在

 

日経225ミニとくりっく株365は、レバレッジの上限がありません。

 

日経平均株価✕100倍÷必要証拠金=レバレッジで計算されます。

 

一方、GMOクリック証券やIG証券のCFDはレバレッジが最大10倍と決められています。

 

ですので1ロットあたりは、日経平均株価✕10倍の価格までしかトレードできません。



スプレッド

 

商品名 スプレッド
日経225ミニ なし
くりっく株365 平均7.8円 ※2020年2月実績
GMOクリック証券 3~15円 ※変動制
IG証券 7~30円 ※時間帯により異なる

 

GMOクリック証券の日本225のスプレッドは常に変動しています。

 

その変動幅は見たところ3円~15円でした。

 

GMOクリック証券のデモトレード画面



矢印で指しているいるところがスプレッドです。

 

安いスプレッドでエントリーしたければ、うまくタイミングを見計らう必要がありますね。

 

IG証券のスプレッドは

 

8:00~8:30 15円

8:30~15:25 7円

15:25~翌7:00 15円

7:00~8:00 30円

 

となっています。

 

8:30~15:25のスプレッドが7円で最安ではあるが、この時間帯でトレードできない場合は、スプレッドが15円または30円になります。

 

15円と言ったら、ミニでトレードしてもマイナス1,500円スタートということ。

 

ということでスキャルピングには向いておらず、デイトレードやスイングトレード向きですね。



その他のコスト

 

商品名 その他のコスト
日経225ミニ なし
くりっく株365 配当相当額(※売りポジション)、金利相当額(※買いポジション)
GMOクリック証券 価格調整額
IG証券 オーバーナイト金利

 

くりっく株365の配当相当額は2019年合計で43,750円。

 

くりっく株365の2019年配当実績



 

これは買いポジションを持っていれば受け取ることができます。

 

金利相当額は2019年合計で0円。

 

ですので実質はコストゼロになります。

 

GMOクリック証券のCFDでは限月がありませんが、限月に当たる日をまたいでポジションを持っていると、価格調整額が発生します。

 

限月をまたいで価格が上がると、買いポジションは支払い、売りポジションは受け取りになります。

 

限月をまたいで価格が下がると、売りポジションは受け取り、買いポジションは支払いになります。

 

なお限月をまたいでポジションを持たなければ価格調整額は発生しません。



限月

 

商品名 限月
日経225ミニ あり(3月、6月、9月、12月)
くりっく株365 なし ※ただし2020年10月から1年になる
GMOクリック証券 なし
IG証券 なし


まとめ

 

CFDを証券会社別に徹底比較しました。

 

結論としては、今なら日経225をトレードするならGMOクリック証券のCFDが最も安い、ということがわかりました。

 

商品別に改めてメリット・デメリットをまとめてみました。

 

くりっく株365のメリット

  • 今は限月がない
  • 配当がある
  • 金利はあるが実質ゼロ

 

くりっく株365のデメリット

  • 2020年10月から期限が1年に
  • 証拠金が証券会社のCFDほど安くない
  • 手数料は今回の比較対象で最も高い(往復で312円)

 

以上のことからくりっく株365は配当を狙った中長期のトレードではオススメです。

 

GMOクリック証券の日本225CFDのメリット

  • 手数料がない
  • 1ロットが日経平均株価の10倍なので少額トレード可能
  • スプレッドは変動制だが、タイミングさえよければ安くトレードできる

 

GMOクリック証券の日本225CFDのデメリット

 

  • レバレッジが10倍なので、ロットが少ないと勝っても利益が少ない
  • 限月があるので、長期のトレードには向かない

 

以上のことからトレードの練習として少額でスキャルピングやデイトレードするにはオススメです。

 

IG証券の日本225CFDのメリット

  • 手数料がない
  • スプレッドは時間帯で固定しており、時間帯によっては安くトレード可能

 

IG証券の日本225CFDのデメリット

  • 証拠金が高い
  • 15:25から翌朝までスプレッドが15円

 

以上のことからIG証券は、証拠金が高い上に、夜はスプレッドが15円もするため、日本225のCFDはあまりオススメできません。

 

ぶんぺいの商品オススメ一覧



ぶんぺいでした。


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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。

 

なぜかというと、相場はあまりに不規則に動くので、これから上がるのか下がるのか、またどれだけ価格が動くのか、常に見極めることはほぼ不可能だからです。

 

90%以上のトレーダーが資金を失って退場してしまうのが、相場の世界だとも言われています。

 

にもかかわらず、わたしはチャートの読み方や資金管理を学ばずにトレードしていました。

 

そうするとアッという間に資金が消えてしまいました。

 

多くの優秀なトレーダーですら生き残れない、そういう相場で準備もなしにトレードすることは、今考えると無謀な行為でした。

 

そこから365日毎日チャートを見ながら、利益の残るトレードとはどういう方法なのか考えてきました。

 

そこでわかったのは、

 

  • 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
  • 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること

 

の2点です。

 

この2点を実践することで、少しずつ利益が出せて、かつ積み上げていくことができるようになりました。

 

この2点は、自転車のタイヤのようなものです。

 

自転車は両輪があって初めて前に進めるわけです。

 

トレードもこの2点の両方が確立しなければならないと考えています。

 

逆に言うとどちらかが欠けると、いつまでたっても利益が残らないということです。

 

再現性の高い場面を見つけてトレードするのは「スキル」になります。

 

ルールを必ず守るのは「メンタル」になります。

 

わたしのメルマガでは、その「スキル」と「メンタル」について情報発信していく予定です。

 

わたしが目指すトレードとは次のようなことになります。

 

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