
副業投資家のぶんぺいです。
日中に仕事をしていれば、日経225のトレードは難しいかもしれません。
その場合、日経225にはナイトセッションという、夜間取引があります。
しかしナイトセッションは本当に稼げる相場なのか?という疑問があるかもしれません。
でも安心してください。
日経225のナイトセッションは、日中とは違った相場の値動きをすることがありますが、特徴さえつかめば、稼げるチャンスは十分にありますよ。
今回の記事では実際にナイトセッションの相場の値動きを調べてみました。
そして調べてわかった大きなポイントは以下の3点です。
- NYダウがオープンするまでの値動きはレンジであることが多い
- NYダウがオープンしてからはレンジブレイクや高値安値更新が多い
- NYダウオープン後がトレードの狙い目だが、オープン前でもチャンスあり
ではどういうことなのか詳しく見てみましょう。
目次
日経225のナイトセッションとは
過去にも日経225のナイトセッションとは何かについて記事を書いたことがあります。
改めてナイトセッションの取引時間をまとめてみました。
取引時間が16:30~翌5:30
プレ・オープニングが16:15~16:30
プレ・クロージングが5:25~5:30
プレ・オープニングやプレ・クロージングとは注文だけ出せる時間帯のことです。
マッチングはしないので、この時間帯では注文だけは受け付けて約定はしません。
日経225のナイトセッションはNYダウの影響を受けやすい
日経225のナイトセッションはNYダウがオープンするまではレンジが多いと言われています。
またNYダウがオープンすると相場が大きく動くことが多いとも言われています。
わたしも以前ナイトセッションでトレードしていた時は、そんな感じがしていましたが、ちゃんと検証したことはありませんでした。
今回は実際に、日経225のナイトセッションがNYダウの影響を受けやすいのか、調べてみました。
NYダウオープンの時間
NYダウはダウ平均株価のことを指します。
ダウ平均と言ったりしますね。
取引時間はアメリカ時間の9:30~16:00。
日本時間だと
- 23:30~翌6:00 11月第1日曜日~3月第2日曜日
- 22:30~翌5:00 3月第2日曜日~11月第1日曜日
時期によって時間帯が異なります。
3月から時間帯が変わるのはアメリカでサマータイムが始まるためです。
19:00~24:00までの日経225の過去チャート
ナイトセッションでも19:00~24:00の間に限って高値と安値を調べ、PDFでまとめました。
期間は2020年1月20日から2月17日までになります。
全部で21営業日分のチャートです。
19:00~24:00の時間帯にしたのは、サラリーマンやOLがナイトセッションでトレードできるとしたら、この時間帯だと考えたからです。

もし「いつも徹夜でトレードしているよ」という方がいたとしても、24:00以降の値動きは検証していませんのであしからず。
NYダウが始まるまではレンジが多い?
NYダウがオープンするまでの19:00~23:30の間に値幅が100円を超えた日は10日ありました。
これは全体の50%弱。
もっとも値幅が大きかったのは210円程度、次に150円でした。
残りはすべて110円以下です。
4時間30分の間に値幅100円はボラティリティがないわけではありませんが、チャートを見ると、どれもトレンドが出ているとは言い難いですね。
NYダウが始まるまでは、やはりどちらかというとレンジであることが多いと言えます。
レンジになる理由はおそらくNYダウの動きを見るまで静観する市場参加者が多いからだと思われます。
値幅が小さいレンジになればなるほど、トレードで利益を出すのが難しいので、レンジと判断したのなら静観することが得策ですね。
NYダウがオープンすると日経225の値動きが大きくなる?
NYダウオープン前(19:00~23:30)の高値または安値が、NYダウオープン後の30分間(23:30~24:00)で更新されたケースを調べてみました。
NYダウオープンしてから高値または安値が更新されたケースは全部で17日ありました。
これは全体の約80%になります。
つまりNYダウがオープンした後に日経225の相場が大きく動くケースが多いと言えます。
ナイトセッションでトレードしやすい場面とは?
ナイトセッションでトレードしやすい場面とは、結局NYダウがオープンした後になります。
NYダウのオープンを待ってトレードする方法がいくつかあります。
- トレンド方向に高値もしくは安値ブレイク
- トレンド継続
- レンジブレイク
それぞれ見ていきましょう。
トレンド方向に高値安値ブレイク
ナイトセッションの高値安値、あるいは日中の高値安値を、NYダウオープン直後に更新したらその値動きについていく方法です。
2020年1月23日のチャートでは、NYダウがオープンした直後に一気に下げました。
この時の状況は、日中から高値が切り下がっていること。
また日中安値付近で何度か反発していることからサポートになっていること。
以上の状況からNYダウオープン後にサポートラインを抜けてきたら、下落方向に動く可能性が高いと見ることはできます。
次に2020年1月31日のチャートです。
この日は日中から下降トレンドで、ナイトセッションではややレンジになっています。
NYダウがオープンするとナイトの安値を更新してきました。
下降トレンドとナイトセッションの安値更新の2点で売りエントリーが狙えると思います。
トレンド継続
日中からのトレンドがナイトセッションでも継続されているパターンです。
2020年2月4日のチャートでは日中からナイトセッションにかけて上昇トレンドが続いています。
このケースはNYダウを待たなくても、買いエントリーのチャンスがいくつかあると思います。
またNYダウオープン後も上昇トレンドが続いていますので、スキャルピングで何回かにわけてトレードできるかもしれません。
NYダウがオープンした後のレンジブレイク
2020年2月11日のチャートは、日中で上昇するも途中からレンジになります。
ナイトセッションでもレンジでしたが、NYダウがオープンしてからレンジを抜けてきました。
レンジの上限が日中高値でもありますので、これを超えてくると再度上昇する可能性があると見ることもできますね。
まとめ
約1ヶ月間ナイトセッションのチャートを検証した結果、以下のことが分かりました。
- NYダウのオープンまでのナイトセッションの値動きはレンジが多い
- NYダウがオープンしてからレンジブレイクや高値安値更新することがある
- NYダウオープン後がトレードの狙い目だが、オープン前でもチャンスあり
サラリーマンやOLが日経225ナイトセッションでトレードするにしても、深夜遅くまでチャートを見ることは難しいでしょう。
従ってこの3点に着目して、効率のよいトレードを目指すことをオススメします。
現在(2月23日)は23:30にNYダウがオープンしますので、日中仕事がある人にとってトレードは睡眠時間との相談になりそうです。
ただし3月第2週からサマータイムになるので、22:30からNYダウがオープンします。
22:30からならNYダウのオープンを待ってトレードできる時間が少しは取れるのではないでしょうか。
ナイトセッションの限られた時間でトレードするなら、スキャルピングが最適なトレード手法です。
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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。
なぜかというと、相場はあまりに不規則に動くので、これから上がるのか下がるのか、またどれだけ価格が動くのか、常に見極めることはほぼ不可能だからです。
90%以上のトレーダーが資金を失って退場してしまうのが、相場の世界だとも言われています。
にもかかわらず、わたしはチャートの読み方や資金管理を学ばずにトレードしていました。
そうするとアッという間に資金が消えてしまいました。
多くの優秀なトレーダーですら生き残れない、そういう相場で準備もなしにトレードすることは、今考えると無謀な行為でした。
そこから365日毎日チャートを見ながら、利益の残るトレードとはどういう方法なのか考えてきました。
そこでわかったのは、
- 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
- 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること
の2点です。
この2点を実践することで、少しずつ利益が出せて、かつ積み上げていくことができるようになりました。
この2点は、自転車のタイヤのようなものです。
自転車は両輪があって初めて前に進めるわけです。
トレードもこの2点の両方が確立しなければならないと考えています。
逆に言うとどちらかが欠けると、いつまでたっても利益が残らないということです。
再現性の高い場面を見つけてトレードするのは「スキル」になります。
ルールを必ず守るのは「メンタル」になります。
わたしのメルマガでは、その「スキル」と「メンタル」について情報発信していく予定です。
わたしが目指すトレードとは次のようなことになります。
- ロジックができるだけ簡単に理解できる
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これらの内容を皆さんと情報を共有して、いっしょにレベルアップしたいと考えています。
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