
副業投資家のぶんぺいです。
これさえできればトレードで利益を残すことができるという約束事が2つあります。
それは
- 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
- 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること
の2つです。
今回は「利益が残る資金管理をルール化して必ず守る」という点から、ロスカットについて解説してみます。
トレードで利益が残せていない人の90%以上はロスカットに問題を抱えていると言われています。
「結局ロスカットができずに損失を大きくしてしまう」
「ロスカットしているのに利益が残らない」
「ルールどおりロスカットしていたのに、あることがきっかけでルールどおりにできなくなった」
トレードをしていたら、このような悩みは1度や2度ではないでしょう。
この記事ではロスカットで大損してしまう原因を深堀りしてみます。
そしてそれぞれの原因に対しての対策もお伝えします。
ロスカットのことを考えるのは楽なことではありませんが、うまくロスカットできるようなればトレードで利益が残せるようになりますので、ぜひ必見です。
ではいってみましょう~
目次
ツイッターで見る大損でロスカットした数々の経験
大損でロスカットした数々の経験がツイッターで報告されています。
株の暴落で大損害を喰らいました。
今回はマジでシャレにならないので退場するかもしれません。
後ほどyoutubeの動画にて詳細を報告します。 pic.twitter.com/bRYrrnLOw3— オレ的ゲーム速報JIN@FX投資部 (@oreteki_douga) October 25, 2018
マザーズも日経も厳しい‼️‼️‼️
大損してますが放置します‼️‼️‼️ pic.twitter.com/NYtkdOF7HK
— 出雲【日進月歩】 (@Izumo012) July 1, 2020
5月25日週トレード負け。今年2回目の同じ過ちで1回目と合わせて日経平均19600円から22000まで売りで踏み上げられる結果に。レンジ突き抜け損切り取消、経済の弱さ、リーマンの記憶が敗因。損失額が自慢できるくらいヤバい。相場はランダムウォーク需給次第と理解しロボットになって来週頑張る。
— 4QlfD1lI2yL95Kz (@4QlfD1lI2yL95Kz) May 30, 2020
株。先物。僕の証券口座は終わりました。追証不可避。人生終了です。
2年とちょっとで700万は貯めました。それが1週間で4円です。
残ったのはクレジットの支払い。
どうしようかな、再起不能。
西成でも行くか。 pic.twitter.com/Oivk5DjdZw— 底辺リーマン (@JSBcPw8xFkWbJ8F) March 12, 2020
皆しかたなしにロスカットしたんだと思います。
ただこれらの経験で、「なぜ大損したのか?」という原因についてはあまり語られていませんね。
実は、大損して泣く泣くロスカットした原因というのは3パターンに集約されるんです。
大損してしまう3つのロスカットパターン
大損してしまうロスカットには実は共通点があります。
そして以下の3つのパターンに分けることができます。
- そもそもロスカットのルールがない
- ルールどおりロスカットできない
- ロスカットルールが利益の出せないルールになっている

一度でも大損したことがある人はどれかに当てはまるはずですよ。
ロスカットのルールがない
初心者がトレードを始めたばかりのときに、ロスカットのルールを決めていないことはよくあります。
ルールを決めていない理由はいくつかあると思いますが、一番の理由はロスカットがいかに重要かをまだ理解していないからでしょう。
「適当にロスカットすればいいや」
こんな気持ちでトレードしている初心者は意外と多いです。
ルールがないとどうなるかというと、資金が減っていく一方で、増えることはまずありません。
なぜならトレードで100%勝つことは不可能だからです。
トレードをする以上、必ず負けトレードに直面します。
負けトレードに直面したときに損失を最小限に抑えなければなりません。
その損失を最小限に食い止めるルールがないのなら、負けトレードのたびに大損する可能性が非常に高いはずです。
そのうち資金の大半がなくなっていてもおかしくありません。
ルールどおりロスカットできない
ではロスカットのルールを決めたから資金が増えるのか、といえば、それでもまだ大損する可能性があります。
それはルールどおりにロスカットできないからです。
利益を残すことができないほとんどの原因は、このルールどおりにロスカットができていないことにあります。
ルールどおりにロスカットできない理由は、損失を認めたくない、負けを認めたくないという心理が強く働いているためだと言われています。
この解決方法はとにかくルールを守ることに尽きます。
そしてルールを守ること以外に利益を積み重ねる方法はありません。
このことは過去にブログ記事にも書きましたので、参考にしてみて下さい。
ロスカットルールが利益を出せないルールになっている
ロスカットルールを決めて、ルールどおりにロスカットするが、やっぱり利益が出せないことがあります。
ロスカット貧乏などと言われるケースで、ロスカットするたびに資金が減っていくパターンです。
これはルール自体に問題があります。
具体的には、勝率とリスクリワードレシオがきちんと検証されていないルールだということです。
リスクリワードレシオとは平均利益と平均損失の比率のことです。
リスクリワードレシオでは平均利益が平均損失を上回っていることが望ましいです。
つまり最低でも1.0を超えることです。
もし平均損失が平均利益を上回っていたらどうなるか?
それは最終的に利益を残せない確率が非常に高くなります。
下の表はバルサラの破産確率表と言って、勝率とリスクリワードの関係を表にしたものです。
平均損失が大きい場合(=リスクリワードレシオが1.0未満)だと、相当勝率が高くないと利益が残りません。
ロスカットルールも決めて、ルールどおりにロスカットしているのに利益が残らない人は、一度勝率とリスクリワードを計算してみて、勝率に見合うロスカットの値幅を一度見直してみて下さい。
ロスカットにまつわる2つの経験が大損につながる
ロスカットのルールも決めて、リスクリワードレシオが1.0以上になるようルールどおりにロスカットしたとします。
それでもトレードをしている以上、ロスカットしたくなくなる経験に直面することがあります。
それはロスカットにまつわる以下の経験です。
- ロスカットせずに助かった経験
- ロスカットしたあと相場が戻ってきて後悔した経験
この2つの経験は、「ロスカットしなくてもいい」という気持ちを強くしてしまうことがあります。
その後のトレードで大損につながるかもしれない、非常にやっかいな経験です。
ロスカットせずに助かった経験
トレードしていたら一度は経験したことがあるでしょう。
予定していたロスカットの値幅以上に含み損を抱えてしまったとしましょう。
そのとき相場がエントリーポイントまで戻ってくることを期待してしまい、いつまでたってもロスカットができない、ということはありませんか?
これは含み損を抱えてしまうと誰もが考えることです。
別におかしな感情ではありません。
しかし実際に相場がエントリーポイントまで戻ってきて損をしなくてに助かった場合どうでしょうか?
その後のトレードでロスカットしなくてもどうせまた相場が戻ってくるという考えを身につけてしまうことになります。
ようするに含み損になっても、待てば損がなくなると勘違いしてしまうわけです。
しかし相場はいつも自分の都合のいいように動いてはくれませんので、ロスカットしなければいつか大損して、資金を大きく減らすことなります。
やはりルールどおりロスカットし続けることが、長くトレードを続ける鉄則ですね。
仮にロスカットしなくても助かったという経験があったら、それはたまたまそうなっただけ、だと割り切ってください。
ロスカットしたあと相場が戻ってきて後悔した経験
ルールどおりロスカットしても、そのあとに相場が反転して、ロスカットしなければ損をしなくてすんだのに、という経験も多いのではないでしょうか?
「ロスカットしなければよかった」という気持ちは後悔として残ることがあります。
この気持ちが後悔として残してしまうと、次のトレードで含み損を抱えたときに「ロスカットしなくてもよい」と考えがちになります。
しかしこれまで見てきたように、ルールどおりにロスカットしなければ、いつか大損します。
正しいルールで、ルールどおりにロスカットしていれば、「ロスカットしなければよかった」と思う必要はありません。
「そういうときもあるよね」と考えて、気持ちを切り替えましょう。
トレードで後悔するパターンとその対策は過去の記事に書いたので、一度読んでみて下さい。
まとめ
これまでロスカットで大損する3つのパターンとロスカットにまつわる2つの経験を見てきました。
結局、ロスカットで大損しないためには、3つのパターンを回避し、なおかつ2つの経験から学ぶことが必要です。
いやー、利益を残すためとはいえロスカットはホントやっかいですね。
損をしたくないというメンタルが関わってくるので、簡単なことではありません。
しかしトレードで利益を残したかったら、避けて通ることができないことも事実なんです。
トレードで利益を残し続けるには、正しいルールで、ルールどおりにロスカットし続ける以外に方法がないことを再確認してほしいですね。
負けたトレードを振り返るのは容易ではありませんが、今一度ロスカットで大損してしまう原因を考えてみて下さい。
そして原因の多くはメンタルに関係しているので、結局対策は自分自身と向き合うしかありません。
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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。
なぜかというと、相場はあまりに不規則に動くので、これから上がるのか下がるのか、またどれだけ価格が動くのか、常に見極めることはほぼ不可能だからです。
90%以上のトレーダーが資金を失って退場してしまうのが、相場の世界だとも言われています。
にもかかわらず、わたしはチャートの読み方や資金管理を学ばずにトレードしていました。
そうするとアッという間に資金が消えてしまいました。
多くの優秀なトレーダーですら生き残れない、そういう相場で準備もなしにトレードすることは、今考えると無謀な行為でした。
そこから365日毎日チャートを見ながら、利益の残るトレードとはどういう方法なのか考えてきました。
そこでわかったのは、
- 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
- 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること
の2点です。
この2点を実践することで、少しずつ利益が出せて、かつ積み上げていくことができるようになりました。
この2点は、自転車のタイヤのようなものです。
自転車は両輪があって初めて前に進めるわけです。
トレードもこの2点の両方が確立しなければならないと考えています。
逆に言うとどちらかが欠けると、いつまでたっても利益が残らないということです。
再現性の高い場面を見つけてトレードするのは「スキル」になります。
ルールを必ず守るのは「メンタル」になります。
わたしのメルマガでは、その「スキル」と「メンタル」について情報発信していく予定です。
わたしが目指すトレードとは次のようなことになります。
- ロジックができるだけ簡単に理解できる
- 小資金で楽にトレードできる
- あまり時間がなくてもトレード可能
- ルールどおり損切ができる
- 安定的に利益を残して、積み上げていく
これらの内容を皆さんと情報を共有して、いっしょにレベルアップしたいと考えています。
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投資で継続的に利益を出すためにはどうすればよいのか?
その方法は100人いれば100通りあるといっても過言ではないと思います。
しかしどんな方法であっても、最低限守らなければいけないルールがあることも事実です。
そのルールどおりに行えるかどうかが、利益を出すための大きな鍵になります。
少しでもあなたのお役に立てるアドバイスができれば、という思いでこの無料相談の窓口を設けました。
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ぶんぺいでした。