
こんにちは。ぶんぺいです。
今回は相場の未来を読み解きFXで3000万円、5000万円の収入を「カンタン」に稼ぎませんか?とうたってあるネオ・ジーニアスFXを検証してみます。
相場の未来を予測できれば、安心してトレードできますよね。
でも本当にそんなこと可能なんでしょうか?
結論としては相場の未来を予測するとは大げさなキャッチコピーで、毎回のトレードをピンポイントで予測できているわけではありません。
なぜならロスカットもずいぶんしており、勝率も7割に満たない可能性があるからです。
販売業者 | 一般社団法人 日本投資家育成機構 |
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運営責任者 | 鈴木克佳 |
所在地 | 〒130-0013 |
電話番号 | 03-5244-5337 |
メールアドレス | info@hrmc-fx.com |
目次
ネオ・ジーニアスFXとは?
いわゆるサインツールです。
サインに従ってトレードすることになります。
では具体的にネオ・ジーニアスFXがどのようなサインツールなのか、詳しく見ていきたいと思います。
通貨ペアと時間軸
通貨ペアは全部で25あるそうです。
円、ドル、ユーロ、ポンド、カナダドル、豪ドル、スイスフランの組み合わせです。
時間軸は日足がメインですが、1時間足や4時間足でも可能のようです。
1通貨ペアだけだと日足ではエントリーチャンスが少ないでしょうけど、25通貨ペアもあればチャンスは増えるのではないかと思います。
実際年間100回程度のエントリーチャンスがあるとのことです。
エントリーポイント、決済ポイントとロジック
ラインを引いて、値動きがそこに到達したら、逆張りでエントリーする方法になります。
つまりすべて逆張りになり、順張りではありません。
ラインは自動で引いてくれるツールがあり、チャートにツールをドラッグ&ドロップするとラインを引いて、エントリーポイントと決済ポイントを教えてくれるようです。
おそらくエントリーした後、値動きがラインを越えるとロスカットになり、ラインで反発すれば、それが決済ポイントに到達するまで待つというスタイルです。
ただしエントリーや決済のラインがどうしてそこで引かれるのか?についてのロジックは商品サイトで紹介はされていません。
唯一手掛かりなのは「ハーモニック理論」と似ているとのこと。
私もハーモニック理論について調べてことがありますが、ロジックが難しいため、よく理解できていません。
ただ「ハーモニック理論」を知らなくてもトレードはできるようです。
またネオ・ジーニアスFXのロジックを先に開発し、そのあとでハーモニック理論を知ったそうなので、似ているが別の手法と考えてもいいかもしれません。
ネオ・ジーニアスFXの疑問点
一見するといいことずくめのネオ・ジーニアスFXですが、疑問点がいくつかあります。
トレード履歴は疑問だらけ
損益で公開されているのは買いまたは売り、ロット数、通貨ペア、損益のみです。
トレードの日時はぼかしがかかっていて不明です。
年間の損益と言われているが、トレード数は数えてみると約330回でした。
トレードチャンスは年間100回程度と言っているので、もしかして1年以上のトレード実績かもしれません。
あるいはロジック以外に裁量でトレードしているのかもしれません。
ロスカットは96回ありました。
なので勝率は70%程度です。
悪くはないですが、未来を予測するとうたうほどのことか?という気はします。
ロスカットの説明がほとんどない
すこしだけロスカットについて触れていますが、基準やルールについての説明はありません。
履歴のマイナスを見ると数万円~20万円程度でした。
日足ですぐ損切していたので、逆張りの反発が起こらなかった時にはすぐ損切というルールなのかもしれません。
詳しい説明は商品を購入しないとわからないことは理解していますが、ロスカットの基準やルールについて大まかな説明があってもいいかと思います。
トレードを行う以上、必ずロスカットはやらなければならず、どのようなソフトやサインツールであろうが避けて通れないからです。
テスト結果がない
普通サインツールやトレードソフトにはバックテストやフォワードテストを公開することが多いですが、ネオ・ジーニアスFXでは、そのようなテストが行われたことや結果については一切説明はありません。
サインが機能するかどうかは、トレード履歴で十分ということでしょうか。
そのトレード履歴も本人のものなのかわからないし、期間も不明、履歴と実際のトレードが一致する説明がないので、余計に疑問が深まります。
ちなみにサインツールを25通貨ペアひとつひとつに人力でドラッグ&ドロップしなければなりません。
つまり日足だと1日25回のところ、過去10日分のデータを取りたい場合は250回、過去1年間(300日)としたら7500回もドラッグ&ドロップをしなければ過去検証できないわけです。
数ある手法のひとつでしかない
チャート形状からエントリーポイントを探す方法というのは実は多いです。
ダブルトップ、ダブルボトム、トリプルトップ、トリプルボトム、カップ&ハンドル、三角持ち合いなどなど。
このようなチャート形状は、長年にわたって多くの市場参加者によって検証され、有効に機能することが確認されているからこそ、今でも多くの人が注目しているという事実があります。
このネオ・ジーニアスFXもチャート形状を利用したトレード手法のようですが、ハーモニック理論と似ているとはいえ、全く新しい手法と考えられます。
もしかしたらこれから多くの人に検証されて、ロジックの有効性が確かめられると思いますが、その情報がこれから少しずつ公開されていくかもしれません。
新しい手法であれば、なおさらテストを行って、その結果を公表すれば、よりアピールになると思うのですが、どうしてテストをしなかったんでしょうか?
疑問が残る点ではあります。
まとめ
ネオジーニアスFXは相場の未来を予測するという新しい手法のトレードスタイルのようですが、疑問点が多く、購入は見送ります。
その理由は以下のとおりです。
・未来を予測すると言いながら勝率は70%程度であること。
※ただし勝率自体は悪くないと思っています。
・トレード履歴が本物かどうかわからない
・ロスカットの基準やルールが不明
・バックテストやフォワードテストの結果がない
・新しい手法なら今後多くの人に検証され、実績が公開されるはず
ただ今後、ネオ・ジーニアスFXのロジックのもとになる、「三角を見つけてトレンドラインを引く」という手法がこれから多くのトレーダーで検証されていくことは期待しています。
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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。
なぜかというと、相場はあまりに不規則に動くので、これから上がるのか下がるのか、またどれだけ価格が動くのか、常に見極めることはほぼ不可能だからです。
90%以上のトレーダーが資金を失って退場してしまうのが、相場の世界だとも言われています。
にもかかわらず、わたしはチャートの読み方や資金管理を学ばずにトレードしていました。
そうするとアッという間に資金が消えてしまいました。
多くの優秀なトレーダーですら生き残れない、そういう相場で準備もなしにトレードすることは、今考えると無謀な行為でした。
そこから365日毎日チャートを見ながら、利益の残るトレードとはどういう方法なのか考えてきました。
そこでわかったのは、
- 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
- 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること
の2点です。
この2点を実践することで、少しずつ利益が出せて、かつ積み上げていくことができるようになりました。
この2点は、自転車のタイヤのようなものです。
自転車は両輪があって初めて前に進めるわけです。
トレードもこの2点の両方が確立しなければならないと考えています。
逆に言うとどちらかが欠けると、いつまでたっても利益が残らないということです。
再現性の高い場面を見つけてトレードするのは「スキル」になります。
ルールを必ず守るのは「メンタル」になります。
わたしのメルマガでは、その「スキル」と「メンタル」について情報発信していく予定です。
わたしが目指すトレードとは次のようなことになります。
- ロジックができるだけ簡単に理解できる
- 小資金で楽にトレードできる
- あまり時間がなくてもトレード可能
- ルールどおり損切ができる
- 安定的に利益を残して、積み上げていく
これらの内容を皆さんと情報を共有して、いっしょにレベルアップしたいと考えています。
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