
副業投資家ぶんぺいです。
日経225をトレードしたくても、サラリーマンや昼間に仕事のある方にとって、日中は時間的にも難しいですよね。
そのような人達にとって日経225のナイトセッションは仕事が終わってからでもトレードができる時間帯です。
ただしナイトセッションでトレードするなら、いくつか注意すべきポイントがあります。
今回は日経225のナイトセッションについて、またトレードで注意すべきポイントを解説してみたいと思います。
目次
日経225のナイトセッションの時間帯
16:30から翌5:30がナイトセッションの時間帯です。
ナイトセッションは夜間立会ともいいます。
以前はイブニングセッションと言われていたそうで、その時間帯は16:30から19:00まででした。
そこから取引時間は徐々に延長され、現在は翌日の5:30まで取引が可能です。
日経225のナイトセッションで注意するポイント
日経225のナイトセッションでトレードする際に2つ注意するポイントがあります。
それは
- ダウ平均株価
- 重要な経済指標の発表
の2つです。
この2つは日経225の値動きに大きく影響することがあるからです。

ただしいつもとは限りませんので。
ダウ平均株価の影響
ナイトセッションが始まるのは16:30からですが、このときはすでに日経平均株価の東京株式市場は終了しているため、朝の9:00からのように大きく値が動くことはそんなにありません。
むしろニューヨーク株式市場がオープンする日本時間の22:30(または23:30)から日経225の値動きが大きくなることが多いです。
これは多くの日経225の市場参加者がダウ平均株価の値動きを参考にしているためだと考えられています。
例えば8月2日のナイトセッションでは日経225、NYダウ先物ともに大きく下落しました。
2019年8月2日日経225ナイトセッション5分足チャート
2019年8月2日NYダウ先物5分足チャート
チャートの形状が見事に同じです。
ダウ平均株価の影響をまともに受けていることがよくわかります。

このときはトランプ大統領が対中国追加関税を表明したタイミングでした。
経済指標の影響
2つあります。
ひとつは雇用統計です。
毎月第一金曜日に発表に発表されます。
もうひとつはFOMC(米連邦公開市場委員会)です。
年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利の上げ下げなどの方針が発表されます。
この2つの経済指標はダウ平均株価に与える影響が大きいため、発表されるタイミングでのトレードは控えるほうがよいでしょう。
例えば8月1日のナイトセッションで日経225が急落した場面がありましたが、このときはFOMCが約10年ぶりの利下げを行うことを発表したタイミングでした。
このときはダウ先物も下げました。
8月2日のチャートと同様、チャートが同じ形を描いています。
これら以外にも重要とされる経済指標はあり、もちろんダウ平均株価が影響を受けやすい時もありますので、慎重にトレードをされる方はその他の経済指標もチェックしてみては如何でしょうか。
経済指標を探す場合はマネックス証券の経済指標カレンダーが見やすいです。
国別、日付別、重要度別に区分が可能だからです。

なお私は個人的に雇用統計とFOMC以外は気にしていません。
ナイトセッションはスキャルピングでのトレードが最適
以前の記事にも書いたようにニューヨーク株式市場がオープンする22:30または23:30をまたがないトレードをするならスキャルピングが最適です。
ダウ平均株価の値動きにつられて、日経225も同じトレンド方向に動くことが多いです。。
ですのでデイトレードやスイングトレードでポジションを持ったまま翌日に持ち越していると、ダウ平均株価の影響を受けて、日経225が大きく動いてロスカットしてしまうリスクがあります。
ポジションをホールドする根拠がない限り、ナイトセッションの中でポジションを完結できるスキャルピングでトレードするのが安全だと思います。
日経225のナイトセッションでNYダウのチャートを見る
ナイトセッションでは日経225がダウ平均株価の影響を受けやすいとしたら、ダウ平均株価もチェックする必要があります。
ですので次はNYダウのチャートを見る方法を解説します。
ダウ先物のチャート
日経平均株価の指数先物取引である日経225と同様に、ダウ平均株価の先物取引であるNYダウ先物という取引があります。
実際にチャートでチェックするのはこのNYダウ先物がいいでしょう。
日経225はNYダウ先物に影響を受けやすいとはいえ、常に影響を受けている訳ではありません。
NYダウ先物が上昇しているのに(あるいは下落しているのに)、日経225はあまり値動きがない場合も多々あります。
このように日経225とNYダウ先物の値動きが連動しているかどうかをチェックすればいいと思います。
では両方を常に監視しなければならないのか?と思うかもしれませんが、その必要もありません。
トレードするのはあくまで日経225ですので、NYダウ先物のチャートは時々確認する程度でいいでしょう。
NYダウ先物チャートの設定方法
私はナイトセッション用にNYダウ先物のチャートを2種類設定しています。
1分足と5分足です。
1分足は日経225の1分足と比較するためです。
5分足は他の時間軸を切り替えて、それぞれの値動きを確認するためのチャートです。
それではこれからInvesting.comでNYダウ先物のチャートを設定してみます。
まずInvesting.comのメインページから赤枠のチャートをクリックして下さい。
次に先物チャートをクリックして下さい。
次に赤枠のところに「US30」と入力してENTERキーを押して下さい。
そうすると下のようなダウ先物のチャートが表示されます。
なお右上の赤枠をクリックするとチャート画面が大きくなります。
次にチャートの保存をします。
右上の赤枠をクリックすると、「新規チャートレイアウトを保存」という画面が出ますので、チャート名を入力して保存して下さい。
保存が完了したら、次は呼び出しをします。
先ほどの保存アイコンの隣に赤枠のチャート読み込みのアイコンがあります。
これをクリックすると、すでに保存されているメニューが表示されます。
今回はダウ5分足を読み込みます。
すでに保存されていたチャートが読み込まれます。
設定済みのインジケーターも表示してくれます。
下の画像は移動平均線が設定済みのダウ先物5分足になります。
まとめ
日経225のナイトセッションでトレードするときの注意すべきポイントは
- ダウ平均株価
- 重要な経済指標の発表
の2つです。
ダウ平均株価はダウ先物のチャートで簡単に相場が確認できます。
日経225とダウ先物の両方のチャートを見ながらのトレードは簡単ではないですが、やっていくうちに慣れますよ。
まずはしっかりデモトレードを行って、実績ができてからリアルトレードを始めるといいと思います。
また重要な経済指標の発表スケジュールは事前に確認しておきましょう。
スキャルピングをやるならスーパースキャルピング225がオススメです。
ぶんぺいでした。
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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。
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- 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
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