ぶんぺいぶんぺい

副業投資家のぶんぺいです。

 

トレンド相場はトレードで利益を伸ばす絶好のチャンスです。

 

しかし実際は、トレンド相場だとわかっていてもうまく利益が出せないことがあります。

 

なぜトレンド相場なのに利益が出ないのか?

 

理由はトレンド相場で勝つための戦略がないことと高確率で勝つためのエントリーポイントを見つけられないためです。

 

この記事ではトレンド相場で勝つための戦略とエントリーポイントについて解説します。

 

以下のような人はこの記事を参考にしてみて下さい。

 

  • リアルタイムの相場を見てもトレンドだと判断できない
  • 後になってトレンド相場だとわかるが、エントリーポイントがわからない
  • トレンド方向にエントリーするのに勝てない


トレンド相場の見分け方

 

なぜトレンド相場を見分けるかというと、それは順張りでトレードするためです。

 

順張りとはトレンド方向にエントリーすることです。

 

トレンドフォローという言い方もします。

 

ですので今回の記事は順張りトレードをするというのが前提です。

 

順張りでのトレードのためにトレンド相場の見分け方を解説します。



相場は2種類

 

相場はトレンド相場とレンジ相場の2種類しかありません。

 

上昇あるいは下降しているのがトレンド相場。

 

一定の幅で上下を繰り返すのがレンジ相場です。

 

レンジ相場は以前このブログで解説しましたので参考にしてみて下さい。

 

レンジ相場を見極めてスキャルピングで攻略する方法

 

ではトレンド相場はどのような相場かというと、それは高値安値が更新していればトレンド相場になります。

 

具体的には、高値安値が切り上がっていれば、上昇トレンドになります。

 

上昇トレンド概略図




また高値安値が切り下がっていれば、下降トレンドということです。

下降トレンド概略図



インジケーターを使うと相場が見える

 

ただ高値安値だけではトレンド相場なのかどうかわからない場合があります。

 

それは高値安値更新が実は一時的なトレンドで、実は上昇トレンド中の押しだったり、下降トレンド中の戻しかもしれないからです。

 

高値安値切り上げ




これにトレンドがわかるインジケーターを表示させると、すぐにトレンドが確認できます。

 

例えば下のチャートは先ほどの画像に移動平均線を表示させました。

 

日経225チャート2020年7月15日5分足移動平均線あり




5MA(赤)や20MA(黒)は上下していますが、60MA(緑)は右肩上がりに上昇していることがわかります。

(※MAとは移動平均線の略称です)

 

緑線が右肩上がりというのは5分✕60本=300分=5時間の平均では価格が上昇していることになります。

 

このように移動平均線は線の傾きを見ただけで、トレンドの方向がわかるわけです。

 

ローソク足が一時的に60MAの下で推移したとしても、それは一時的な値動きで、すぐに上昇するかもしれないという判断が可能になります。

 

またトレンド相場を判断するインジケーターは他にもあります。

 

それは一目均衡表というインジケーターです。

 

下のチャートは先ほどのチャートに一目均衡表の雲を表示しました。

 

日経225チャート2020年7月15日5分足一目均衡表の雲あり




一目均衡表には他にも基準線や転換線などありますが、全部を表示すると見づらいため今回は雲だけの表示にしてあります。

 

ローソク足が雲の上で推移していることが多く、また雲も右肩上がりになっています。

 

このようにインジケーターの傾きでトレンドの方向がすぐにわかるわけです。



トレンド相場で勝てないのはなぜ?

 

トレンド相場だとわかっているので、その方向ににエントリーしてみるが、なかなか勝てないということはありませんか?

 

なぜトレンド相場で勝てないのかというと、主に2つの原因があります。

 

  • 上位足のトレンドとは逆の方向にトレードしている
  • 高値掴み安値掴み


上位足のトレンドとは逆の方向にトレードしている

 

 

自分が見ている下位の時間軸チャートではトレンドが出ていたとしても、それよりも上位の時間軸チャートでは全く逆のトレンドが出ているときがあります。

 

こういう場合、エントリーして一時的に含み益になったとしても、トレンドが急に変わって、含み損になることがあります。

 

例えば下のチャートを見て下さい。

 

日経225チャート2020年7月4日~9日60分足



 

2020年7月4日~9日の60分ローソク足です。

 

トレンドラインを引きましたが、高値安値がともに切り下がっています。

 

いわゆる下降トレンドになっています。

 

ただしトレンドラインの幅で相場は上下していますので、短期的に上昇している場面もあります。

 

次に2020年7月8日の5分ローソク足を見て下さい。

 

日経225チャート2020年7月8日5分足




日経225が始まった8:45から上昇しています。

 

すべての移動平均線が右肩上がりになり、上昇トレンドを描いています。

 

しかしこの日中ザラ場は15:00の時点で当日安値を切り下げてしまいました。

 

つまりこの日に買いエントリーしてポジションを持ち続ければ、引けの時点では含み損になっていることになります。



高値掴み安値掴み

 

高値掴みとは買いエントリーするも、そこが高値になって相場が下降することです。

 

また安値掴みは売りエントリーするも、そこが安値となって相場が上昇することです。

 

なぜ高値掴み安値掴みしてしまうかというと、それはトレンド方向にエントリーするからです。

 

「いやチョット待って。今回はトレンド方向に順張りエントリーする話じゃないの?」

 

そうです。トレンド方向に順張りエントリーする話です。

 

でも事実、トレンド方向にエントリーすれば、高値掴み安値掴みしてしまうリスクは常にあります。

 

ではトレンド方向にエントリーして、かつ高値掴み安値掴みしないためにはどうすればいいか?

 

それはトレンドが出て相場が一方的に上昇している途中、または下降している途中はエントリーしないことです。

 

日経225チャート2020年7月13日5分足




例えば上のチャートで、黄色の枠に囲まれているところは大きくトレンドが出ています。

 

この場面でエントリーできるのは、わたしの場合、2ヶ所になります。

 

それは矢印を指している部分です。

 

一度戻したけどもすぐに5MA(赤線)を割ってきた場面。

 

そして当日ナイトの安値を切り下げた場面です。

 

なぜこの2ヶ所でエントリーできるのかと言えば、根拠があるからです。

 

逆に、根拠がなく、ただ下げているので、という理由で売りエントリーすると安値掴みする可能性があります。

 

実際は22850付近から22500付近まで下げているので、この間のどこで売りエントリーしても利益をとれます。

 

しかし22500まで下げるというのはどの時点でもわからないのです。

 

また大きく相場が動いているときは反発する値幅も大きくなることが多く、危険です。

 

トレンドが出ていても、根拠がないところではエントリーしないようにしてみて下さい。

 

それだけでも高値掴み安値掴みは減ると思います。



トレンド相場を判断するためトレード戦略を立ててみよう

 

トレンド相場を判断するには、複数のチャートで相場を確認するマルチタイムフレーム分析がオススメです。

 

マルチタイムフレーム分析を詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてみて下さい。

 

マルチタイムフレーム分析はトレードに必須!すぐに取り入れましょう

 

マルチタイムフレーム分析を使ってトレード戦略と立てると、トレンド相場でより安定的に利益を上げることができます。

 

そのためには3つの状況を把握する必要があります。

 

  • 上位足と下位足のトレンドが一致した場合
  • 上位足がレンジで下位足がトレンドの場合
  • 上位足と下位足のトレンドが逆の場合


上位足と下位足のトレンドが一致した場合

 

トレンド相場で順張りトレードに最も適しているのが、上位足と下位足のトレンドが一致したときです。

 

下のチャートは2020年7月15日の60分ローソク足を見てみます。

 

日経225チャート2020年7月15日60分足




矢印の①~④はこれまで見てきた5分足で買いエントリーしたところになります。

 

エントリーの場面は60分足でも移動平均線がすべて右肩上がりになっています。

 

上位足でエントリーポイントを決めるのは難しいですが、どの方向にエントリーするかという目線は決まると思います。

 

よく言われる買い目線、売り目線です。

 

この60分足の場合では完全に買い目線になります。

 

このように上位足と下位足のトレンドが一致すると順張りはトレードしやすくなります。



上位足がレンジで下位足がトレンドの場合

 

上位足がレンジの場合、下位足でトレンド相場になっているところだけ狙っていきます。

 

これはレンジ攻略のブログ記事の中で紹介しているので参考にしてみて下さい。

 

レンジ相場を見極めてスキャルピングで攻略する方法

 

注意する点は高値圏と安値圏では順張り方向にエントリーしないことです。

 

レンジ相場ではいわゆるサポートやレジスタンス(サポレジ)で相場が反転する可能性があるからです。



上位足と下位足のトレンドが逆の場合

 

このときはトレードしないことをオススメします。

 

もし下位足ではっきりしたトレンドが出ている場合、つまり

 

  • 高値安値を更新している
  • インジケーターがはっきりとトレンド方向を示している

 

という場合は、サクッと10~20円程度の値幅で利確して、次のチャンスを待つようなトレードスタイルがいいと思います。

 

長くポジションを持つと、突然上位足のトレンド方向に流れが変わりかねません。

 

そうなると含み益がなくなったり、含み損が増えやすくなるリスクが高くなります。

 

上位足と下位足のトレンドが逆の場合は、トレードを見送るのが最も有効な手段です。

 

ただし下位足で一時的にトレンドが出ていると判断できれば、スキャルピングなどの短い時間のトレード戦略を考えてみてもいいかもしれません。



トレンド相場でエントリーするポイント

 

トレンド相場でエントリーするポイントは2つあります。

 

  • 高値安値更新を狙う
  • インジケーターを利用する

 

先に説明した高値掴み安値掴みを極力防ぐ方法です。



高値安値更新を狙う

 

上昇の場合は、高値安値がいずれも切り上がったことを確認して買いエントリーすることです。

 

下のチャートは今までと同じ2020年7月15日の5分足です。

 

日経225チャート2020年7月15日5分足高値更新でエントリー




黄色の丸が主な高値になります。

 

この高値を超えたことを確認して①③④の買いエントリーだと、スキャルピングならすべて10円~30円の利確は可能です。

 

②のエントリーだけ一時的に約20円の含み損になるため、基準によってはロスカットになります。

 

このようにはっきりわかる高値安値の更新を確認してトレンド方向にエントリーしてみて下さい。

 

絶対ではありませんが、高値掴み安値掴みを回避しやすくなります。



インジケーターを利用する

 

移動平均線と一目均衡表という2つの移動平均線を紹介しましたが、ここではいつも使っている移動平均線で説明してみます。

 

下のチャートは先ほどの高値安値更新のエントリーの矢印をそのままに、移動平均線を表示してみました。

 

日経225チャート2020年7月15日5分足高値更新でエントリーに移動平均線追加

 

エントリーの位置はいずれも3本すべての移動平均線の上になっています。

 

これはしっかりトレンド方向にエントリーできているということです。

 

②のエントリーも、一段低い手前の高値を切り上げ、かつすべての移動平均線の上にローソク足が出てきた場面でエントリーすれば、10~20円の利確は可能です。

 

このように高値安値更新と移動平均線を組み合わせると、エントリーポイントがよりはっきり見極められますね。



まとめ

 

トレンド相場で勝つための戦略をまとめると、まず複数のチャートを見るマルチタイムフレーム分析を取り入れてみることです。

 

そしてそれぞれのチャートでトレンド相場なのか、レンジ相場なのか判断します。

 

下位足がトレンド相場でも3つのパターンがあります。

 

  • 下位足のトレンドが上位足と同じなら利益を伸ばすチャンス
  • 下位足がトレンド相場で、上位足がレンジ相場ならサポレジに注意
  • 下位足と上位足のトレンドが逆なら、できるだけトレードしないのがよい

 

そしてトレンド相場でエントリーするポイントは

 

  • 高値安値更新のタイミングでエントリーポイントを決める
  • インジケーターを利用してエントリーポイントを決める

 

の2つになります。

 

トレンド相場は利益を伸ばせるチャンスです。

 

しっかりと戦略を立てて、高勝率のエントリーポイントを見極められるようになりましょう。

 

 

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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。

 

なぜかというと、相場はあまりに不規則に動くので、これから上がるのか下がるのか、またどれだけ価格が動くのか、常に見極めることはほぼ不可能だからです。

 

90%以上のトレーダーが資金を失って退場してしまうのが、相場の世界だとも言われています。

 

にもかかわらず、わたしはチャートの読み方や資金管理を学ばずにトレードしていました。

 

そうするとアッという間に資金が消えてしまいました。

 

多くの優秀なトレーダーですら生き残れない、そういう相場で準備もなしにトレードすることは、今考えると無謀な行為でした。

 

そこから365日毎日チャートを見ながら、利益の残るトレードとはどういう方法なのか考えてきました。

 

そこでわかったのは、

 

  • 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
  • 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること

 

の2点です。

 

この2点を実践することで、少しずつ利益が出せて、かつ積み上げていくことができるようになりました。

 

この2点は、自転車のタイヤのようなものです。

 

自転車は両輪があって初めて前に進めるわけです。

 

トレードもこの2点の両方が確立しなければならないと考えています。

 

逆に言うとどちらかが欠けると、いつまでたっても利益が残らないということです。

 

再現性の高い場面を見つけてトレードするのは「スキル」になります。

 

ルールを必ず守るのは「メンタル」になります。

 

わたしのメルマガでは、その「スキル」と「メンタル」について情報発信していく予定です。

 

わたしが目指すトレードとは次のようなことになります。

 

  • ロジックができるだけ簡単に理解できる
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これらの内容を皆さんと情報を共有して、いっしょにレベルアップしたいと考えています。



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投資で継続的に利益を出すためにはどうすればよいのか?

 

その方法は100人いれば100通りあるといっても過言ではないと思います。

 

しかしどんな方法であっても、最低限守らなければいけないルールがあることも事実です。

 

そのルールどおりに行えるかどうかが、利益を出すための大きな鍵になります。

 

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