ぶんぺいぶんぺい

副業投資家のぶんぺいです。

 

皆さんはトレードでうまく利確できていますか?

 

できるだけ利益を伸ばして利確したいのに、少し含み益になるとすぐに利確してしまうことってあるんじゃないでしょうか。

 

わたしは少しの利益で利確を繰り返しても、1回の大きな負けで、それまでの利益が全部なくなってしまう、ということが何度もありました。

 

トレードで利確が早すぎる問題は、多くの人が抱えているようです。

 

https://twitter.com/2ph0x7Zz8pN0dU6/status/1258743143496691716

https://twitter.com/maeda_genius/status/1258321683112329216

 

できるだけ利益を伸ばして利確すること、コレはどうやったら解決できるんでしょうか?

 

その解決方法はずばり分割決済です。

 

この分割決済は

 

  • 少なくともマイナスにならないようにできる
  • 利益を伸ばすチャレンジができる

 

というとてつもないメリットがあるからです。

 

今回の記事は以下の人にオススメです。

 

  • 含み益が出るとすぐに決済したくなる
  • 利益をなかなか伸ばすことができない
  • 利確するポイントがよくわからない


ではいってみましょう~



利確とは

 

利確とは利益確定のことです。

 

トレードで含み益が出たときに、決済して利益を確定することです。

 

利確して初めて利益が出るわけです。

 

ですから利確をうまくできるようになれば、利益が簡単に積み上がっていきます。

 

一方、利確の逆が損切り(またはロスカット)になります。

 

損切りについては次の記事を参考にしてください。

 

損切りができない人は必読!1つのことを守れば利益が残せます



利確が早くなる理由

 

ほとんどの人は、利益が出たら早くその利益を手にしたいと考えます。

 

このまま待っていたら、利益が増えるかもしれないが、逆に減るかもしれない。

 

減るかもしれないんだったら、今ある利益を手にしようとする、これが利確が早くなる理由です。

 

これはプロスペクト理論で説明されています。

 

プロスペクト理論の元となった実験は、カーネマンが「一つだけの質問による心理学(psychology of single questions)」と呼ぶ手法による。この手法は、心理学者のウォルター・ミシェルが用いた方法を参考にしたものである。

例えば、以下の質問について考えてみよう。

質問:あなたの目の前に、以下の二つの選択肢が提示されたものとする。

選択肢A: 100万円が無条件で手に入る。
選択肢B: コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。

質問は、どちらの選択肢も手に入る金額の期待値は100万円と同額である。にもかかわらず、一般的には、堅実性の高い「選択肢A」を選ぶ人の方が圧倒的に多いとされている。<

 

みなさんなら選択肢のAとB、どちらを選びますか?

 

おそらくほとんどがAですよね。

 

つまり人間の心理がもともと損をしたくないし、利益が得られるならすぐに手にしたい、ということになっているわけです。



分割決済が利確の最強法則

 






分割決済とは利確を分けて行うことです。

 

ですので複数のロットでエントリーすることが条件になります。

 

なぜ分割決済が利確の最強法則かというと、

 

  • まず利益を得られる
  • 残りのロットで利益を伸ばすことができる

 

ということなんです。

 

極端なことを言えば、先ほどのプロスペクト理論の選択肢AとBの両方を分割決済が解決してくれるということです。



分割決済の方法



  • 何回分割して決済するか?
  • 分割するロット数はいくつがいいのか?

 

エントリーするロット数にもよりますが、ロット数が多いほど、分割数とロット配分の組み合わせは増えていき、複雑になります。

 

なのでここはシンプルに考えるといいでしょう。

 

まず分割は2回または3回です。

 

分割を細かく刻みすぎると、残ったロットが多くなります。

 

残ったロットが多いと、相場が急転したときにトータルでマイナスになるリスクが大きくなります。

 

また分割数が少ないほど、トータルの損益を計算しやすいというメリットもあります。

 

次に分割するロット数ですが、均等に分割するほうがわかりやすいのでトレードが楽です。

 

仮に10ロットでエントリーしたとして

 

2回分割決済の場合は5:5

3回分割決済の場合は4:3:3

 

という具合です。



分割決済のデメリットは正しいのか?

 

分割決済のデメリットとして、最終的に含み益が大きく伸びたときに、分割決済しなかったらもっと利益になったはず、と言われることがあります。

 

例えば日経225で2ロットでエントリーしたとします。

 

含み益が出たとして、最初に1ロットを30円で利確したとします。

 

そのあと残りの含み益が100円まで伸びたとします。

 

残りのロットを100円で利確すれば、合計は130円。

 

ですが分割決済せずに、2ロットとも100円で利確すれば、合計は200円です。

 

分割決済しなければ、した時より70円も多く利益をだせることになります。

 

これが分割決済のデメリットとして挙げられる理由です。

 

結果的にはそうかもしれませんが、しかしこれはデメリットではありません。

 

それは、エントリーする時点でどれだけ利益が伸びるのかは誰にもわからないからです。

 

今回挙げた例で利益が100円も伸びるかどうかはわからないですよ。

 

もしかしたら100円まで行かず、途中で折り返して、エントリーポイントまで相場が戻ってくる可能性だってあります。

 

これは利確が難しいと言われるゆえんです。

 

どんなに再現性が合って勝率が高いトレード手法であっても、毎回出せる利益が異なりますよね。

 

ぶんぺいぶんぺい

トレードのプロであっても、毎回の利益の幅を予測することは不可能なんですよね。

 

ですから利確においては負けない戦術でトレードすることが必須になります。



いつ利確するか

 

利確で難しいのは、いつ利確するか?です。

 

エントリーしたあと、順調に含み益になったとしても、それがどこまで伸びるのか?予測するのってとても難しいからです。

 

まずは基本的な利確方法を2つ解説します。

 

  • 値幅で決める
  • トレーリングストップ

 

値幅で利確する方法は、より確実に利益を手にする方法です。

 

トレーリングストップは、できるだけ利益を伸ばす方法になります。



値幅で決める

 

あらかじめ利益幅を決めて、価格がそこに到達したら決済する方法です。

 

メリットはタイミングがわかりやすいこと。

 

決済する価格がわかっているのですから簡単ですよね。

 

決済の指値注文を出しておけば相場に張り付かなくてもよくなることもメリットのひとつです。

 

逆にデメリットは必ずその価格まで利益が伸びるとは限らないこと。

 

もし想定した価格に届かなかった時は、マイナスになる前に撤退するか、あらかじめ決めた価格で損切りしなければなりません。



トレーリングストップ

 

トレーリングストップとは、利益が伸びていく方向に利確ラインをずらして、その後値動きが反転しても、利益を確実に確保する方法のことです。

 

トレーリングストップ



逆指値注文を入れて、利益が伸びるごとに、その注文の値をスライドさせていくという方法があります。

 

トレーリングストップがよいのは、確保できる利益を順次増やしていけることです。

 

ただし逆指値注文を入れると、そこに少しでもタッチすると、決済してしまいます。

 

トレーリングストップが難しいのは、いつ、どれぐらいの値幅で利確ラインをずらしていくか、という点です。

 

これがうまくいかないと、実はあまり利益が増えません。



テクニカル分析を利用して利確する方法

 

利確するには値幅とトレーリングストップの2つの方法を紹介しました。

 

ただ値幅での決済では利益を伸ばすことができませんし、トレーリングストップもローソク足のヒゲで引っかかったら、即決済になってしまいます。

 

そこで、できるだけ利益を伸ばすことができる方法を紹介します。

 

それはテクニカル分析を応用する方法で、2つあります。

 

  • 移動平均線
  • サポレジライン

 

ではひとつずつ見てみましょう。



移動平均線を使う

 

利益をできるだけ伸ばすには、いかにトレンドに乗るかにかかっています。

 

うまくトレンドに乗れれば、載っている間は利益を伸ばすことができますよね。

 

移動平均線はテクニカル分析の中でも、トレンドの有無が最もわかりやすい分析方法になります。

 

移動平均線と高値安値の組み合わせでトレードすると勝率80%越え⁉

 

買いの場合、移動平均線の上で価格が推移するときはポジションを持ち続けます。

 

また売りの場合、移動平均線の下で価格が推移するときはポジションを持ち続けます。

 

そして移動平均線を割り込んできた時点で利確すれば、できるだけ利益を伸ばせるというわけです。

 

移動平均線を使った利確の方法




上の画像は、陰線で5本移動平均線(赤線)をまたいだことが確定してから利確します。

 

従ってヒゲの場合はまだ利確しません。

 

ただ注意してほしいのは、急にトレンドが転換するときです。

 

ローソク足が大きく割り込んできたときは、ローソク足が確定する前に利確してもいいでしょう。



サポレジラインを利用する

 

サポレジとはサポートとレジスタンスのことです。

 

何度か価格が反発したサポレジのラインでは、次も反発しやすいので、価格がライン付近まできたら利確するという方法です。

 

次の画像では、矢印の場面でエントリーした場合、サポートライン付近まで利益を引っ張ることが理想です。

 

サポレジラインを利確に利用




利確にサポレジを利用するメリットは、ギリギリまで利益を伸ばせる可能性があること。

 

そのときの価格の天井あるいは底で利確できるかもしれません。

 

ですのでエントリーする前にはサポレジラインの位置を確認しておいたほうがいいですね。



まとめ

 

「トレードですぐに利確して利益が増えない。どうしたらいいでしょうか?」

 

という質問があれば、わたしなら分割決済と教えます。

 

  • まずは利益を確保する
  • そのあとトータルでマイナスにならないように利益を伸ばす工夫をする

 

この2つをセットで実践することが利益を増やすカギになります。

 

人間は利益が出たらすぐにその利益を手にしたいと考えます。

 

プロスペクト理論の説明にもあったように、人間の心理として当たり前のことなんです。

 

ただその心理どおりに利確していると、利益は簡単に積み上がりません。

 

なので分割決済で、まず一定の利益を確保した後、残りのポジションで利益を伸ばすチャレンジをすることが必要なんです。

 

そして利益を伸ばす方法はトレーリングストップや移動平均線やサポレジラインなどを活用することです。

 

トレードで利確が早すぎる問題はコレで解決しましょう。

 

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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。

 

なぜかというと、相場はあまりに不規則に動くので、これから上がるのか下がるのか、またどれだけ価格が動くのか、常に見極めることはほぼ不可能だからです。

 

90%以上のトレーダーが資金を失って退場してしまうのが、相場の世界だとも言われています。

 

にもかかわらず、わたしはチャートの読み方や資金管理を学ばずにトレードしていました。

 

そうするとアッという間に資金が消えてしまいました。

 

多くの優秀なトレーダーですら生き残れない、そういう相場で準備もなしにトレードすることは、今考えると無謀な行為でした。

 

そこから365日毎日チャートを見ながら、利益の残るトレードとはどういう方法なのか考えてきました。

 

そこでわかったのは、

 

  • 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
  • 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること

 

の2点です。

 

この2点を実践することで、少しずつ利益が出せて、かつ積み上げていくことができるようになりました。

 

この2点は、自転車のタイヤのようなものです。

 

自転車は両輪があって初めて前に進めるわけです。

 

トレードもこの2点の両方が確立しなければならないと考えています。

 

逆に言うとどちらかが欠けると、いつまでたっても利益が残らないということです。

 

再現性の高い場面を見つけてトレードするのは「スキル」になります。

 

ルールを必ず守るのは「メンタル」になります。

 

わたしのメルマガでは、その「スキル」と「メンタル」について情報発信していく予定です。

 

わたしが目指すトレードとは次のようなことになります。

 

  • ロジックができるだけ簡単に理解できる
  • 小資金で楽にトレードできる
  • あまり時間がなくてもトレード可能
  • ルールどおり損切ができる
  • 安定的に利益を残して、積み上げていく

 

これらの内容を皆さんと情報を共有して、いっしょにレベルアップしたいと考えています。



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投資で継続的に利益を出すためにはどうすればよいのか?

 

その方法は100人いれば100通りあるといっても過言ではないと思います。

 

しかしどんな方法であっても、最低限守らなければいけないルールがあることも事実です。

 

そのルールどおりに行えるかどうかが、利益を出すための大きな鍵になります。

 

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ぶんぺいでした。