
副業投資家のぶんぺいです。
たった一人で20億円、最大1600ロットを動かした、すべての価格が引き寄せられる相場の絶対領域とうたわれていますワールドクロスFXを検証してみます。
販売業者 | クロスリテイリング株式会社 |
---|---|
運営責任者 | 松野有希 |
所在地 | 〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル12F |
電話番号 | 03-5244-5377 |
メールアドレス | support@kanzaki.cross-academy.jp |
キャッチコピーの「相場の絶対領域」とは、簡単に言うと、勝てるトレードのエリアということだそうです。
今回はワールドクロスFXの「相場の絶対領域」をわかりやすく解説してみます。
また「相場の絶対領域」を使ったトレードのメリットとデメリットもまとめてみました。
目次
ワールドクロスFXの相場の絶対領域とは?
ワールドクロスFXの相場の絶対領域とは、ピボットというインジケーターで示された、トレードを行う範囲のことです。
赤と青で囲われた範囲が相場の絶対領域とのことだそうです。
逆に相場の絶対領域外ではトレードしないことになっています。
まずピボットの説明をして、そのピボットを使ってどうやって相場の絶対領域を決めているのか?を予想してみます。
ピボットとは?
前日の高値、安値、終値から算出されたラインのことです。
計算方法は以下ととおりです。
H=高値、L=安値、C=終値、P=ピボットポイント
- R3 =2P-2L+H
- R2 =P+H-L
- R1 =2P-L
- ピボットポイントP =(H+L+C)/3
- S1 =2P-H
- S2 =P-H+L
- S3 =2P-2H+L
RはResistanceレジスタンスの略称で、抵抗線のことです。
SはSuportサポートの略称で、支持線のことです。
つまりRやSのラインで反発する可能性があるというのがピボットの考え方です。
ピボットの特徴は、計算式が決まっているため、ピボットのラインは誰が見ても同じになることです。
誰が見ても同じということは、ピボットを見ている市場参加者は皆同じラインを見ている、ということになります。
これは結構重要です。
例えばそのほかのインジケーターはパラメータの変更によって見え方が変わってくるものが多いのです。
パラメータの違いで、同じインジケーターなのにラインの位置が違ってきます。
例えばボリンジャーバンドには設定期間というパラメータがあって、ローソク足9本なのか20本なのか21本なのか設定が必要です。
同じボリンジャーバンドを使っていても、パラメータごとに市場参加者の見ているラインの位置は違っているということになります。
ところがピボットはパラメータの設定が必要ないため、ピボットラインは誰が引いても同じところになります。
したがって市場参加者が見るラインの位置はすべて同じということになるわけです。
相場の絶対領域のラインを予想してみる
赤枠の上限はR1。
青枠の下限はS1。
それらの外側のラインはR2,R3およびS2,S3と思われます。
ただしワールドクロスFXは短期売買なのでR2,R3およびS2,S3のラインは使わない見込みです。
赤枠の下限と青枠の上限が何のラインなのかは結局わかりませんでした
もしかしたら短期時間軸(例えば4時間足や1時間足など)から算出されたピボットなのかもしれません。
ワールドクロスFXのロジックとトレード方法の予想
相場の絶対領域がわかったところで、次にワールドクロスFXのロジックをまとめてみました。
またその相場の絶対領域のどこでトレードするのか?トレード方法も予想してみました。
トレンドロジック
- 時間軸: 15分ローソク足
- トレード回数: 1通貨ペアにつき約10回/月
- 勝率: 無裁量で約70%、裁量込みで約90%
レンジロジック
- 時間軸: 1分ローソク足
- トレード回数: 1通貨ペアにつき約50回/月
- 勝率: 無裁量で約80%、裁量込みで約90%
1クリックトリガー
エントリー条件が合致したところでSELLまたはBUYのボタンをクリックします。
しかしエントリー条件が合致したことを認識しなければなりません。
これが裁量のことですが、認識が正しければいいですが、間違ってしまうとエントリーしても勝てません。
ただしそのあとの利確や損切はすべて自動で、またエントリーのロットも自動計算してくれるそうです。
プライステリトリー
相場の絶対領域のところで説明したように、赤と青の範囲で示されます。
ただロジックによって表示が異なります。
トレンドロジックの時は赤と青の枠で表示されます
レンジロジックの時は赤と青の線で表示されます。
トレンドになったらトレンドロジックの画面で、レンジになったらレンジロジックの画面に自動で切り替わるようです。
トレンドロジックのトレード方法予想
以上がサイトで紹介されているトレード方法ですが、具体的にどこでエントリーして、どこで利確するかは説明がありませんでした。
ただ画像でエントリーと利確の場面をみせてくれていましたので、それを基にトレンドロジックのトレード方法を予想してみます。
その画像の紹介からエントリーと利確を予想してみます。
基本的には逆張りですが、逆方向へのトレンドが出たところでのエントリーのようです。
ローソク足が赤枠から下へ外に出たところで売りエントリー。
その場合はローソク足が赤枠の上限(おそらくピボットのR1ライン)にタッチして利確になるようです。
またローソク足が青枠から上に外に出たところで買いエントリー。
その場合はローソク足が青枠の下限(おそらくピボットのS1ライン)にタッチして利確になるようです。
相場の絶対領域ワールドクロスFXのメリット
ワールドクロスFXのメリットは以下の3点です。
- MT4で独自ピボットを表示してトレードできる
- レンジでもトレードできる
- ダマシ回避のロジックがある
ひとつひとつ見ていきたいと思います。
MT4で独自ピボットでトレード可能
ピボットのインジケーターはMT4に標準装備されていません。
ですのでグローバルクロスFXだと、独自のラインではありますが、MT4でピボットを表示させることができます。
それがプライステリトリーという機能になります。
標準のピボットではありませんが、ピボットを重視しているトレーダーにとってはありがたい機能かもしれません。
レンジでも稼げるロジックがある
実践してみないとわかりませんが、もしレンジで稼げるとしたら、大きいメリットだと思います。
相場の60~70%はレンジ相場と言われており、普通はレンジ相場ではトレードしません。
トレンドを見てトレードするロジックの場合、レンジ相場では通常勝てません。
レンジなので値動きが頻繁に折り返すからです。
なのでレンジでトレードする場合は、レンジの上限と下限で逆張りするしかありません。
ワールドクロスFXのレンジロジックもおそらくレンジの上限と下限での逆張りです。
レンジロジックの画面では赤と青の線が表示されていますが、これらの線がどこまで機能するかがポイントになります。
ダマシ回避のロジックがある
赤と青の範囲を上に抜けた、または下に抜けたローソク足はダマシとしています。
ダマシとは大きな値動きがあってもそれがトレンドにならない値動きのことです。
わかりやすいダマシは全戻しという値動きです。
上昇にしても下降にしても、どちらかに大きく値動きがあっても、また元の価格付近まで戻ってくることです。
ワールドクロスFXではS1の下限やR1の上限を突き抜ける値動きはダマシをしているようです。
そのような値動きのときはトレンドが出ていないと判断できるということかもしれません。
相場の絶対領域ワールドクロスFXのデメリット
ワールドクロスFXのデメリットは以下の3点です。
- 完全自動売買がないこと
- エントリーはプライステリトリーのみ
- バックテストやフォワードテストがほとんど示されていない
完全自動売買がないこと
無裁量で1ヶ月915万円の実績があるのに、今回はなぜ完全無裁量、つまり完全自動売買になっていないんでしょうか?
せめてオプションで完全自動売買があってもよかったと思います。
完全自動売買にすると、VPSという仮想サーバーを利用して、パソコンの電源が切れても24時間稼働できるようにする必要があります。
その場合は別途費用が掛かってきます。
サービス内容にもよりますが、確か月数千円だったと思います。
ただそれ以上に完全自動売買にしなかった理由として、ソフト自体が稼げなかった場合に問題になりやすい、ということではないでしょうか?
裁量を一部入れることで、稼げなかったのはトレードする人の責任にすることができます。
動画の説明では「完全自動にしないのは、相場に触れないとトレーダーとしての成長が止まってしまう」とコメントがありました。
しかしそれは考案者の神崎伸二氏のポリシーなので、ユーザーの立場に立てば完全自動売買がオプションであってもよかったと思います。
エントリーはプライステリトリーのみ
独自ピボットしか表示されないため、裁量であるエントリーポイントはかなり独特だと思われます。
おそらくその他のインジケーターや直近高値安値などは無視したトレードなるでしょう。
(※エントリー条件として高値安値を確認すかもしれません)
ですので利益を積み上げるために相場の絶対領域と言われるプライステリトリーのみ信頼するしかない、ということになります。
相場の絶対領域を使ったエントリーが果たして本当に利益の出せる手法なのか、疑問が残る点ではあります。
バックテストやフォワードテストがほとんど示されていない
完全無裁量でのバックテスト結果が出ているだけで、裁量エントリーでのバックテストやフォワードテストの結果は出ていません。
バックテストとはシステムが完成した時点で、過去の相場に当てはめてトレードした場合の損益などを表したデータのことです。
フォワードテストとはシステムが完成してから、その後の相場でトレードして、損益などを表したデータのことです。
今後トレード結果が出てくるなら別ですが、日時などはっきりしたトレード結果がない時点で、ワールドクロスFXを198,000円も出して購入できるかと言ったら難しいのではないでしょうか。
まとめ
ワールドクロスFXを検証してみましたが、相場の絶対領域にはそれぞれメリットとデメリットがあることが分かりました。
最も大きなポイントは、相場の絶対領域を表示するプライステリトリーを信頼してトレードできるかどうか、これにすべてかかっているかと。
なぜならそれ以外のインジケーターやテクニカル手法を使うことは商品サイトからは見当たらないからです。
そのプライステリトリーがピボットをもとに独自計算してエリアやラインを表示していることから、普段からピボットを使っていない人にとっては敷居が高いような気がします。
あとは現役のプロトレーダーが発案したロジックだということで、、そこを信頼できるかどうかですね。
個人的にはレンジロジックに興味があります。
レンジは普通稼ぐのが難しい場面だからです。
なおレンジロジックならスーパースキャルピング225でも紹介されています。
無料メルマガ登録
相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。
なぜかというと、相場はあまりに不規則に動くので、これから上がるのか下がるのか、またどれだけ価格が動くのか、常に見極めることはほぼ不可能だからです。
90%以上のトレーダーが資金を失って退場してしまうのが、相場の世界だとも言われています。
にもかかわらず、わたしはチャートの読み方や資金管理を学ばずにトレードしていました。
そうするとアッという間に資金が消えてしまいました。
多くの優秀なトレーダーですら生き残れない、そういう相場で準備もなしにトレードすることは、今考えると無謀な行為でした。
そこから365日毎日チャートを見ながら、利益の残るトレードとはどういう方法なのか考えてきました。
そこでわかったのは、
- 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
- 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること
の2点です。
この2点を実践することで、少しずつ利益が出せて、かつ積み上げていくことができるようになりました。
この2点は、自転車のタイヤのようなものです。
自転車は両輪があって初めて前に進めるわけです。
トレードもこの2点の両方が確立しなければならないと考えています。
逆に言うとどちらかが欠けると、いつまでたっても利益が残らないということです。
再現性の高い場面を見つけてトレードするのは「スキル」になります。
ルールを必ず守るのは「メンタル」になります。
わたしのメルマガでは、その「スキル」と「メンタル」について情報発信していく予定です。
わたしが目指すトレードとは次のようなことになります。
- ロジックができるだけ簡単に理解できる
- 小資金で楽にトレードできる
- あまり時間がなくてもトレード可能
- ルールどおり損切ができる
- 安定的に利益を残して、積み上げていく
これらの内容を皆さんと情報を共有して、いっしょにレベルアップしたいと考えています。
無料相談受け付けています
日経225先物やFXなどのトレードや商品に関する疑問点やご意見はこちらからお問い合わせください。
投資で継続的に利益を出すためにはどうすればよいのか?
その方法は100人いれば100通りあるといっても過言ではないと思います。
しかしどんな方法であっても、最低限守らなければいけないルールがあることも事実です。
そのルールどおりに行えるかどうかが、利益を出すための大きな鍵になります。
少しでもあなたのお役に立てるアドバイスができれば、という思いでこの無料相談の窓口を設けました。
ぜひご活用くださいね。
なおコメント欄からご連絡いただくと、ブログ上でコメントが公開されます。
コメントを公開されたくない方は「無料相談はこちらから」をクリックしてご連絡ください。
万が一コメントが公開されて、その後コメント非公開を希望される場合はご連絡いただければ、非公開にします。
それではご連絡お待ちしております。
[…] →レビューブログ「https://bunpei225.com/world_cross_fx/」 […]