副業投資家のぶんぺいです。
日経225は大きく下げて、一時は22700付近まで落ちてきました。
18日のナイトセッションの高値が23480なので、先週は実に800円近く下落したことになります。
ただ安値を付けた後は大きく切り返し、23000台を回復。
現在この記事を書いている段階で23300付近で推移しています。
ということで先週の予想はまたしても外れてしまいました。
今後の予想ですが、今回は日足でいくつかのパターンを想定してみました。
日足ではまだ上昇トレンドに見えます。
ですので一時的な下げから上昇トレンドに転換するかどうかに注目です。
その前に先週の日経225・NYダウ・ドル円のチャートをおさらいしてみます。
日経225・NYダウ・ドル円11月第4週の分析
11月第4週の分析ですが、日経225、NYダウ、ドル円ともに下落してからのレンジになっています。
先週は3つとも値動きが連動していたと判断します。
日経225
18日のナイトセッションで高値をつけた後、そこから高値安値を切り下げて下落しています。
ただ21日に大きく下落した後、切り返して、ほぼ全戻ししています。
翌22日には23000台を回復して、今はローソク足がすべての移動平均線の上にあり、やや上昇している状況です。
NYダウ
NYダウも日経225と同じような値動きになりました。
初めて28000台を更新し、史上最高値を付けた後、一旦下落した形になっています。
ドル円
ドル円も先週前半に109円台の高値を付けた後、高値安値を切り下げて下落しています。
その後は日経225やNYダウと同様にレンジのような値動きとなっています。
チャートのポイント
今週のチャートのポイントは日経225の日足です。
8月の安値から高値と安値を切り上げて、日足ベースでは依然上昇トレンドです。
この上場がいつまで続くのか、過去のチャートで似たような値動きがなかったか20年以上さかのぼりましたが、見当たりませんでした。
上昇した後に下がり始めたらどうなるか、過去のパターンを見てみたときに3パターンありました。
- 一時的な下げが押しとなって、直近高値を更新して再度上昇
- 直近の高値付近で下がり始めダブルトップ形成
- 一定の値幅でボックス相場
ちなみに急落するパターンもありますが、その時は2~3日で移動平均線の20日線(黒線)を割り込み、60日線付近まで落ちてくることが多いです。
今回の下落はそこまでの急落ではないので、上記パターンからは除外しました。
まず上昇トレンドが継続するパターンです。
移動平均線の60日線(緑線)を下回らないまま、再度すべての移動平均線の上にローソク足が出てくるようになれば、上昇トレンドが継続する可能性が高いと見ています。
ただしこの場合、上には24000という節目があります。
昨年24000に2回チャレンジして、わずかに到達するも、2回とも急落しています。
ですので24000はかなり意識される価格ですので、上昇してきても注意が必要ですね。
次にダブルトップになるパターンです。
再度上昇するも今月の高値23600を越えられず下落するパターンです。
私の予想ではこのパターンが一番可能性が高いと見ています。
過去のチャートでも上昇から下降にトレンド転換する場合は、急落するかダブルトップになるかのどちらかがほとんどです。
最後にボックス相場になるパターンです。
正直どれぐらいの値幅でボックス相場になるかわかりません。
ただ移動平均線の60日線(緑)が5日線(赤)や20日線(黒)と絡んでくるようになると、ボックス相場になったとみていいと思います。
過去のチャートを見たときに、このパターンも結構ありました。
まとめ
今週は日経225は一時的な下げから上昇トレンドに転換できるかどうか見てきました。
可能性としては上昇トレンドになる可能性も想定しますが、直近高値23600、さらにその上には24000があり、ここはだいぶ意識されると思います。
ですのでこのふたつの価格付近ではトレードは控えて様子見です。
逆に23600でローソク足が5日線を下回ってきたら、売りエントリーのチャンスと見ます。
ボックス相場になったら、スキャルピングでも小さい値幅狙いのトレードになるでしょうね。
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