
副業投資家のぶんぺいです。
ブレイクアウトという言葉を聞いたことありますか?
トレードにおけるブレイクアウトとは、価格がある一定の価格ラインを抜けることを指します。
このブレイクアウトをうまく利用すれば、利益を大きく伸ばせるチャンスになるときがあります。
例えば下のチャートはサポレジをブレイクアウトしたときの値動きです。
ラインを突破したら、ブレイク方向に大きく価格が伸びています。
このようにサポレジをブレイクアウトしたら、そっち方向に相場が動くのか気になり、検証してみました。
検証には日経225先物チャートを使いました。
そしてブレイクアウトでエントリーしたとしたら、どれくらいの確率で含み益になるのも算出しています。
ところで今回の記事を最後まで読んで頂ければ、検証データをプレゼント致します。
プレゼントには簡単な条件がありますので、ぜひ最後まで見ていってください。
目次
サポレジのブレイクアウトとは
サポレジとは、サポートとレジスタンスの2つのワードをくっつけた略称です。
レジサポと言ったりもします。
サポートとは、同じ安値の価格帯で相場が反発しているラインのことです。
レジスタンスとは、同じ高値の価格帯で相場が反発しているラインのことです。
サポレジについては以下の記事で詳しく解説しています。
そしてここでのブレイクアウトとは、サポレジのラインをローソク足が抜けていくことを意味します。
サポートラインなら陰線のローソク足で下抜け、レジスタンスラインなら陽線もローソク足で上抜けた状態を指します。
なぜサポレジができるのか?
サポレジができる理由は、その価格帯が市場参加者に意識されるからです。
そして実際にその価格帯付近での売買が活発になるのでサポレジができると考えられています。
例えばある安値があったとします。
その安値付近まで価格が下がってきたとき、新たに買いでエントリーする人がいます。
同じ安値付近で反発することを期待した買いです。
また売りポジションを持っている人は、安値付近で反発すると利益が減るので、売り決済(=つまりポジションを買い取ってもらう)も増えることがあります。
このような売買が増えることで、前の安値付近で価格が反発して、新たに安値ができることがあります。
この安値同士をラインで結ぶとサポートラインができるという訳です。
サポレジは必ずブレイクアウトされる
当然ですが、ずっとサポレジで価格が反発するわけではありません。
サポレジはいつか必ずブレイクアウトされます。
サポレジは何度か価格が反発したところなので、その価格帯付近になると、また同じように反発を期待した売買が活発になります。
しかしサポレジをブレイクアウトすると、反発を期待して売買したポジションは含み損になるので、ロスカットが増えます。
ですのでブレイクアウト後の値動きは、ブレイクした方向へ勢いをつけて動くことがあるのです。
サポレジのブレイクアウトを検証してみた
では実際にサポレジのブレイクアウトしたら、その後の値動きはどうなるのか?
チャートを使って1ヶ月分検証してみました。
検証条件
チャート: 日経225 ※ただしCFDになります
時間軸: 1分足
条件①: すべてのMA(移動平均線)の上、または下にローソク足が出ること
条件②: 陰線のローソク足がサポートライン下抜け、陽線のローソク足がレジスタンスラインを上抜けでブレイクアウトとする
期間: 2020年8月3日~31日
検証の時間帯: 日経225先物の市場がオープンしている日中とナイトのみ
補足①: 値幅の小さい(上下50円程度)のレンジ相場も対象にしています。
補足②: MAの設定は25MA(赤)、100MA(黒)、300MA(緑)となっています。
検証結果
2020年8月の1ヶ月間で、サポレジのブレイクアウトが確認できたのは38回になります。
そしてブレイクアウトを確認して、ブレイクアウト方向にエントリーした場合、5分以内で確実に含み益になるのは計24回(63%)です。
また10分まで待つと含み益になるのは計29回(76%)でした。
これら以外はブレイクアウトしたものの、値動きが反転して、逆に含み損になるパターンも計5回(13%)確認できました。
サポレジをブレイクアウトしたときの特徴
サポレジをブレイクアウトすると、その方向にエントリーすれば、含み益になりやすいことはわかりました。
ただブレイクアウトでエントリーしても、含み益になりにくいときもあります。
サポレジをブレイクアウトしたとき、その後の値動きにはいくつかのパターンがあります。
それは次のようなパターンです。
- ブレイクアウト方向に価格が伸びる
- ブレイクアウトしたが価格が横ばい
- ブレイクアウト方向に価格が伸びるも、すぐに反転する
ではひとつずつ見ていきましょう。
ブレイクアウト方向に価格が伸びる
このときは含み益になりやすいという特徴があります。
下のチャートはブレイクアウト方向の価格が伸びたパターンです。
この場合にエントリーできれば、ポジションはある程度ホールドしてもいいでしょう。
ブレイクアウトしたが価格が横ばい
このときは結局トレンドが出ず、レンジになってしまう可能性があります。
下のチャートは、ブレイクアウトしたものの、トレンドが出なかったパターンです。
10分待てば含み益になるケースもありました。
しかしながら、横ばいになると、その後どっちに動くかわかりません。
もしエントリーして横ばいになれば、いったんロスカットすることをオススメします。
ブレイクアウトするもすぐに反転する
ブレイクアウトでエントリーしても、ロスカットになりやすいパターンです。
下のチャートはブレイクアウトしたものの、価格が反転した例です。
レジスタンスラインをブレイクアウトしたものの、数分でラインを下抜いています。
これはダマシと呼ばれる値動きです。
ダマシを回避するのはなかなか難しいです。
ただあえて一つ方法を上げるとすれば、
ブレイクアウトでエントリーした場合、ラインまで価格が戻ってきたら、速やかにロスカットしたほうがいいですね。
まとめ
サポレジのブレイクアウトでエントリーしたら70%以上の確率で含み益になるという検証結果が出ました。
ただしブレイクアウト後の値動き次第で、同値撤退やロスカットになるケースもあります。
具体的には
- ブレイクアウト方向に価格が伸びると含み益になりやすい
- ブレイクアウト後、価格が横ばうとどっちに動くかわからない
- ブレイクアウト後、価格が反転してラインまで戻ってきたら含み損になりやすい
という傾向があることもわかりました。
さて、今回の記事を読んで、ブレイクアウトに興味のある方に、わたしがチャートを使って検証したデータをプレゼントしたいと思います。
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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。
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