
こんにちは。ぶんぺいです。
今回は「再現率100%のFX革命理論」でうたっているフレームトレードFXを検証してみたいと思います。
結論から言いますと、このロジックでは勝率が高そうなのですが、実はエントリーポイントが少ないのでは?と思われる点がありました。
エントリーポイントが少ないと勝率が高くても、利益を積み上げるのに時間がかかりますね。
サラリーマンはずっとチャートに張り付くわけにもいきませんし。
会社名 | クロスリテイリング株式会社 |
所在地 | 〒130-0013東京都墨田区錦糸一丁目2番1号 アルカセントラル12F |
電話番号 | 03-5244-5344(受付時間:平日11時~18時) |
目次
フレームトレードFXとは?
フレームトレードFXでは16分割のフレームを使って買い、売り、見送りを判断します。
フレームについて
ローソク足がフレームを通った経路で色が変わります。
ローソク足がタテ4つのいずれかのフレームを通過すると、そのフレームに色がつきます。
ヨコ4つのフレームをすべて通り切った後、色のついたフレームのパターンが完成します。
なおタテ方向はローソク足が上下に大きく動けば、フレームもその動きに応じて変化します。
つまりフレームに入っているローソク足の高値と安値でフレームが上下方向に伸び縮みします。
ヨコ方向は時間軸ですので固定です。
一つのフレームに40本のローソク足があります。
5分ローソク足であれば、5分×40本=200分=3時間20分が一つのフレームにおさまる時間です。
買いの条件、売りの条件、見送りの条件
買いの場合は青、売りの場合は赤、見送りの場合はグレーとなります。
買いの条件のフレームパターン
・1つ目は下2つのいずれかのフレームを通過
・2つ目はどこを通ってもよい
・3つ目は上2つのいずれかのフレームを通過
・4つ目は真ん中2つのいずれかのフレームを通過
売りの条件のフレームパターン
・1つ目は上2つのいずれかのフレームを通過
・2つ目はどこを通ってもよい
・3つ目は下2つのいずれかのフレームを通過
・4つ目は真ん中2つのいずれかのフレームを通過
色の濃淡でトレンドがわかる
買いの青色と売りの赤色は、色の濃淡があります。
濃い色の場合は、見ているチャートの時間軸より長い時間軸も条件が一致した場合です。
例えば買いのとき、5分足で濃い青色になった場合は、その上位の時間軸15分足も同じ買いの条件になったということだそうです。
また薄い青色は、5分足では条件が一致したが、15分足では条件に一致していないということです。
2つの時間軸のチャートが一致するということはトレンドが同じ方向を向いているということなので、この機能は確かに面白いと思います。

私も1分足や5分足でスキャルピングをする時でも、60分足などの上位足のトレンドが同じ方向かどうかを確認します。
エントリーと損切
買いの青色または売りの赤色になった時がエントリーのタイミングになります。
ただしさらにある条件を加えてエントリーとなるようですが、そのある条件は商品サイトで紹介されていないのでわかりません。
損切の決済判断のルールは「ボックスを抜けたら損切」とのこと。
ようするに今の価格があるフレームの下限で損切なのだと思います。
なおフレームのタテ幅は相場のボラティリティに合わせて変わりますので、相場状況次第では、損切ラインをエントリーポイントに近いところに設定することも必要です。
通貨ペア
全部で7通貨ペアを推奨していました。
すべて円がらみになります。
・ドル円
・ユーロ円
・ポンド円
・ニュージーランド円
・オーストラリアドル円
・カナダドル円
・スイスフラン円
ただこのロジックは普遍性があるので、他の通貨ペアでも使えるかもしれません。
フレームトレードFXのメリット
フレームトレードFXには2つのメリットがあると見ています。
・ロジックがはっきりしている
・ロスカットの基準が公開されている
ロジックがはっきりしている
買いや売りでエントリーするときのフレームパターンはいわゆる押し目買いや戻り売りの順張りになっています。
これはダウ理論をもとに考えられていると思います。
ダウ理論は簡単に言うと、値動きはジグザグしながら上昇または下降しますが、上昇の時は高値安値を切り上げ、下降の時は高値安値を切り下げて推移することです。
これをフレームトレードFXに当てはめると1つ目から3つ目のフレームは上昇または下降の確認になります。
4つ目のフレームは押しまたは戻しの確認になります。
また押しや戻しの程度はフィボナッチを参考にしていると思われます。
FXでのフィボナッチとは押しや戻しの程度が38.2%、50.0%、61.8%として使われることが多いです。
もともとフィボナッチ数列から算出した数字が自然や芸術、建築などに使われていることがわかっています。
ですので人間の心理にも有効であると言われており、上記の押し戻しの比率で相場が反転するときのテクニカル指標として人気です。
損切の基準が公開されている
損切は、フレームの中で値動きしている場合、そのフレーム下限の線を下回ったときです。
この基準をしっかり守ることができれば、ある程度利益が残せるかもしれません。

損切の説明がない商品が多い中で、基準を公開しているのは好感がもてます。
フレームトレードFXのデメリット
フレームトレードFXには3つのデメリットがあると考えています。
・バックテストがないので本当の実力が分からない
・エントリーチャンスが少ないかもしれない
・価格が高すぎ
それぞれ詳しく解説してみます。
バックテストがない
多くのトレード履歴や利確写真はありますが、バックテストの結果がありません。
バックテストとは、過去のチャートで売買したときにトレード結果がどうなるのか、を示すものです。
バックテストは誰が行っても同じ結果なので、その商品の実力を装飾なしに見せることができます。
トレード履歴やチャートで利確した写真は本物なのかどうか、その商品の履歴かどうかはっきりしませんので、私は基本的にはあまり信用していません。
ただ幸いにもYouTubeでバックテストをしている動画があったので紹介します。
フレームトレードFXをEAを使って再検証してみた(修正版EA)2019.10.17
動画ではEAでバックテストを実行しています。
EAとはExpert Advisorの略で、MT4で自動売買システムを動かすことのできるプログラムのこと。
正直に言うと詳しくは知らないのですが、要するにプログラムで自動売買システムやバックテストシステムを作ってMT4のチャートで実行することができるようです。
検証期間は9月17日から10月17日の1ヶ月間です。
通貨はドル円になります。
時間軸は15分足を使っていました。
買いと売りのサインが出たときにトレンドラインを引いて、それをブレイクすればエントリーという条件です。
以上のような条件でバックテストを行った結果、5戦4勝のだったようです。
もしかしてエントリーチャンスが少ない?
動画のバックテストでわかったのは、エントリーチャンスが少なすぎることです。
1ヶ月で5回しかエントリーできていません。
推奨通貨が7通貨なので、すべて監視したとしても、35回のエントリーチャンスになります。
1日平均1回のエントリーチャンスということになります。
実際は24時間張り付くことはできないので、実際にトレードできるのはこの半分程度ではないか?と思います。
商品サイトでは「エントリーチャンスは10~15回、1ヶ月で250回以上ある」とありましたが、本当はどうなんでしょうか?
価格が高すぎ
¥198,000は高すぎです。
もちろんこの金額を取り戻せるだけのポテンシャルも秘めていると思いますが、宣伝のように1年間で4000万円とかは無理のようなきがします。
じゃあ1000万円ぐらいでも稼げればいいのではないか?と思うかもしれませんが、エントリーチャンスが少なくて、ずっとチャートを見ることができなければ、何ヶ月も検証しなければなりません。
それこそ過去1年のバックテストの結果を見てみたいし、その結果がない限りは信用するのが難しいですね。
まとめ
フレームトレードFXを検証してみましたが、トレード条件の発想は面白いと思うものの、実はエントリーチャンスが少ないのではないかという疑問があり、しかも価格が高すぎるので、結論としては見送りとします。
またエントリーの根拠が押し目買いと戻り売りのみで、それ以外のロジックでは見送りになっており、物足りないですね。
エントリーチャンスが多いスーパースキャルピング225をオススメします。
順張り以外にも逆張りロジックでエントリーが可能だからです。
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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。
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