ほぼ完全自動で5億円 究極の1分足スキャルピングEA とうたわれている神々のスキャルピングEAアルテミスFXをレビューしたいと思います。
「ほぼ完全自動」とはEAのことを指しています。
そんなEAが5億円も稼いでくれるとは本当でしょうか?
これは調べないわけにはいきません。
しかも1分足のスキャルピングなので、短期間で利益を出せる可能性があります。
今回はこの「ほぼ完全自動」というキーワードが、アルテミスFXの最大のポイントになると思っています。
なおスキャルピングがよくわからない人はこの記事を先に見ておいてください。
販売業者 | クロスリテイリング株式会社 |
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運営責任者 | 松野有希 |
所在地 | 〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル12F |
電話番号 | 03-5244-5377 |
メールアドレス | support@oktn.cross-academy.jp |
目次
神々のスキャルピングEAアルテミスFXのEAとは?
EAとはExpert Advisor(エキスパートアドバイザー)の略称です。
メタトレーダー(MT4やMT5)というソフトを使って自動売買ができるプログラムのこと。
なおメタトレーダーとは簡単にいうとフリーのチャートのことです。
そのメタトレーダーにEAというプログラムを組み込んで自動売買システムを構築できるんです。
世の中にはすでに多くの無料・有料のEAがあります。
自動売買のメリット
EAは日本のみならず世界中で開発・利用されており、トレードの世界では使うのが当たり前になりつつあるようです。
EAの最大のメリットはトレードを完全自動売買にすることができる点です。
自動売買なのでほったらかしでエントリーや利確・損切してくれます。
なのでサラリーマンのように仕事をしている人にとって、時間に関係なく勝手に稼いでくれるシステムがあればたいへんありがたいですよね。
自動売買のメリットは以下の2点になります。
- チャートに張り付く必要がない
- 感情や心理に左右されずに、ロジックどおりにトレードできる
自動売買なので、システムさえ稼働する設定にしておけば24時間動いてくれます。
先ほどのサラリーマンを例にしましたが、トレードする時間が少ない人にとってこのメリットは最も助かる部分ではないでしょうか。
もう一つのメリットである感情や心理に左右されないというのも重要です。
裁量トレードだとどうしても冷静な判断でトレードできないことがあります。
私も過去に経験がありますが、例えば損切ができないというケースは皆さんも経験があるのではないでしょうか。
含み損が増えているのに、「もしかしたらもう少し待ったら含み損が少なくなるかも」と思って我慢して、よけいに含み損を増やしてしまうというパターンです。
自動売買なら強制的にロジックに基づいて損切しますので、余計な含み損を増やすことなくトレードできるわけです。
完全自動売買では勝ち続けることができないと言われている理由
神々のスキャルピングEAアルテミスFXの紹介動画では、完全自動売買だと勝ち続けることができないという解説があります。
※動画の24:00ごろからです
ただこの動画の会話の内容では勝ち続けることができない理由がよくわかりません。
そこで私なりにもう少し詳しく説明します。
EAが完全自動売買だと勝ち続けられない理由は以下の2点かと思います
- 相場環境の変化に対応できないため
- 自動売買が得意でない場面があるため
自動売買システムはある特定の相場環境でエントリーや決済するよう設計されているはずです。
しかし相場環境が変化すると、ロジックどおりエントリーしても勝てなくなります。
例えば高値安値がそれぞれ切り上がったら、上昇トレンドなので買いエントリーするというロジックだとします。
相場もそのとおりに動けば、買いエントリーで勝てることも多いと思います。
しかし相場環境が変化して、高値安値がそれぞれ切り上がっても、上昇トレンドにならないケースが増えたとします。
このとき自動売買システムは高値安値がそれぞれ切り上がったら必ずエントリーするので負けが多くなるわけです。
もしも相場環境が変化したまま、何ヶ月も続いたとしたら、負け続きでトータルでマイナスになるかもしれません。
実際に相場環境は常に変化していて、過去に利益を残せたとしても、未来も同じとは限らないわけです。
もう一つの理由は、自動売買が得意でない場面は勝つことができない、ということです。
例えば自動売買の条件がトレンドの時に勝てるような設定だと、レンジの時は勝てないわけです。
レンジが長く続けば、利益ができなかったり、逆に損失が増えたりすることも考えられます。
勝ち続けている完全自動売買EAがあることも事実
完全自動売買のEAでは勝ち続けることができない言われていますが、1~2年程度なら勝ち続けているEAがたくさんあるのも事実です。
GogoJungle(ゴゴジャン)というサイトのEA商品検索サイトで、条件を入力して検索すると、成績が優秀な順にEAを並べることができます。
各EAについているグラフは収益額を表していますが、右肩上がりのグラフになっているEAは多いです。
期間も1年以上で、これは商品販売開始からのデータなのでフォワードテストと同じ意味になります。
バックテストのように過去のデータではなく、実際にトレードしたのと同じデータです。
例えばこのランキングの中で、ステディFXというEAを見てみると、2014年11月からのデータになっており、すでに5年たってもグラフが右肩上がりになっています。
またTrader Kaibe氏という世界でもっとも有名なFAトレード大会ロビンスカップで準優勝したことがある人はこのようなツイートをしています。
ロビンスカップ準優勝者が語るFX戦略 Trader Kaibehttps://t.co/U2y2Pz9Qa3
投資戦略EXPOが無料で参加出来る事前申し込みは、明日までとなってます(。•ㅅ•。)
気になった方は是非ご参加頂けたら幸いです٩(ˊᗜˋ*)و♪ pic.twitter.com/0zdQCBN4sF— Trader Kaibe (@K_FLASHES) October 28, 2019
このツイートに貼り付けてあるトレード戦略では、アメリカ市場ではすでに85%以上が自動売買とあります。
つまり自動売買で勝ち続けることはできない、という話は過去のものになりつつあります。

最新のトレンドは自動売買のEAでも勝てるようになってきているということなんですね。
神々のスキャルピングEAアルテミスFXの奥谷隆一氏とは?
今回神々のスキャルピングEAアルテミスFXを開発した奥谷隆一氏ですが、過去にいくつかFXトレードシステムを販売しています。
またEXCEL本を何冊か出版しています。
かなり多才な方のようですね。
FX商材は今回確認できただけで3つほど販売されています。
これはサインツールで、エントリー、利確、損切のポイントをサインで表示してくれます。
半自動・半裁量で、レンジブレイクを狙うシステム。
これは完全自動売買と裁量トレードを切り替えることのできるシステムです。
このうち2つはEAの自動売買です。
FXスキャル・タートルEA・アカデミアは半自動半裁量のようですが、シークレットセオリー・フルオートEAは完全自動売買ができるようです。
神々のスキャルピングEAアルテミスFXの紹介動画で「すべて自動でやってしまうとほとんどケースでうまくいかなくなってしまう」とのコメントがありましたが、シークレットセオリー・フルオートEAはその「ほとんどのケース」に当てはまらない例外ということなんでしょうか?
神々のスキャルピングEAアルテミスFXのトレード方法
神々のスキャルピングEAアルテミスFXのトレード方法には大きく2つの機能があります。
- エントリー機能
- エントリーポイントを知らせてくれる機能
エントリー機能が太陽神ヘリオスを指しており、エントリーポイントを知らせてくれる機能が月の女神アルテミスを指しています。
操作画面
チャートは2つ。
1分ローソク足と15分ローソク足です。
15分ローソク足が光ったタイミングでエントリーボタンをクリックします。
買いや売りの判断の必要がなく、EAが買いや売りの判断をしてくれるとのこと。
4つのインジケーター
神々のスキャルピングEAアルテミスFXでは4つのインジケーターが使われているとのこと。
- ATR
- ボリンジャーバンド
- 移動平均線
- 支持線や抵抗線
それぞれの説明は以下を参照してください。
ただしこれらがどういう使われ方をしているのかは説明はありませんでした。
唯一わかるのは15分ローソク足で支持線や抵抗線を越えたらローソク足が光るようになっていること。
これがエントリーの前提条件、つまりこのローソク足が光ってないところではエントリーはしないということです。
推測ですが、移動平均線に関しては、移動平均線の上にローソク足がある場合は買い、下にローソク足がある場合は売りという条件だと思います。
ATRやボリンジャーバンドは画面で確認できなかったので、もしかしたらパラメーターが組み込まれていてローソク足が光る条件になっているのかもしれません。
月の女神アルテミスの機能
- 相場の高値安値ラインを自動表示
- 上昇か下降か一目でわかるツール
- 15分ローソク足のロールリバーサルを発生を予測するブレイクサイン
- 15分ローソク足のブレイクが分かる「光るライン」と「光るローソク足」
- 1分足のロールリバーサルサイン
- 利確ライン自動表示
- 相場のトレンドを色で表示する移動平均線
- 日本時間を表示するインジケーター
- マルチタイム分析ボリンジャーバンド
太陽神ヘリオスの機能
- エントリーボタンを押すだけ
- ワンクリックでトレンド方向に自動エントリー
- 自動資金管理機能
- 決済メール通知
- 自動損切設定機能
- 自動分割ポジション保持
- 時間予約自動ポジション決済
- ワンクリック全決済機能
- 「細かい利確」&「利益を伸ばす決済」自動機能
利確と損切
利確ですがエントリーポジションは2つとのこと。
ひとつは5pipsで確実に利確。
もう一つのポジションはトレーリングストップで利益を伸ばすことになっています。
トレーリングストップとは、含み益が伸びるにしたがって、利確ポイントを切り上げていくことです。
いずれも「細かい利確」&「利益を伸ばす決済」自動機能で、自動的に利確してくれることになっています。
損切は太陽神ヘリオスの機能に「自動損切設定機能」があるので、そこで任意に設定できるのだと思われます。
神々のスキャルピングEAアルテミスFXの疑問点
複数のインジケーターを組み合わせ、また多くの自動売買機能を取りそろえた神々のスキャルピングEAアルテミスFXですが、ひとつ大きな疑問があります。
それは、なぜエントリーを裁量にしたのか?という点です。
動画では完全自動売買のバックテストで、100万円が10年で20億円になっています。
バックテストとはいえ、これほど成績が良ければ、せめてオプションで完全自動売買機能もつければいいのに、と思いました。
そこでなぜエントリーを裁量にしたのか?について、いくつか仮説を考えてみました。
- 裁量を残すことで、EAが利益を出せない場合の責任を回避することができる
- もともと塾形式の内容にしたかった
- 過去に販売した完全自動売買のEAで実績を残せなかった
これらをひとつずつ見ていきます。
裁量を残すことで、EAが利益を出せない場合の責任を回避することができる説
おそらくこの仮説が最も有力だと思っています。
エントリーは裁量なので、トレードで利益が出せなければ、エントリーが悪かったということができます。
つまり稼げないのはEAの責任ではなく、エントリーした本人の責任というわけです。
もし完全自動売買で販売してしまうと、勝てなかった場合は100%EAの責任なります。
ですのでEAの責任を回避するためにもエントリーを裁量のしたのではないか、と考えることができます。
また過去に奥谷隆一氏はシークレットセオリー・フルオートEAを販売していますが、この商材には完全自動売買機能があったようです。
その成果はどうだったんでしょうか?

結果が想定どおりでなかったので、今回は完全自動売買にしなかったという可能性もありますね。
もともと塾形式の内容にしたかった説
エントリーを裁量にすることで、どこでエントリーするのか説明しなければなりません。
その説明を塾という形でで教えることができます。
塾形式なので様々な特典をつけることができ、その特典に見合った価格に設定もできます。
塾形式は参加者を囲い込むことができますので、将来また新商材を出すときの見込み客にするという効果もありますね。
過去に販売した完全自動売買のEAで実績を残せなかった説
奥谷隆一氏は約1年前にシークレットセオリー・フルオートEAという完全自動売買が可能な商材を販売しています。
しかしこのシークレットセオリー・フルオートEAを使って、商品紹介サイトにあるような数千万円稼げた、というようなレポートは見当たりませんでした。
また今回の神々のスキャルピングEAアルテミスの紹介動画の中でも「完全自動売買ではずっと勝ち続けることができない」という説明があります。
あくまで仮説ですが、シークレットセオリー・フルオートEAの完全自動売買の結果がよくなかったので、今回はその機能を外したという可能性もあると思います。
まとめ
結論をいうと、神々のスキャルピングEAアルテミスFXはトレードに一部裁量がある時点で、稼げるかどうかが購入者の自己責任になってしまうので注意が必要です。
「ほぼ完全自動」というキーワードが最大のポイントとしたのは、この「一部裁量がある」というのが理由です。
完全自動なら責任はすべてEAになってしまします。
ではなぜエントリーのみ裁量にしたのか?についてもはっきりした理由が説明されていません。
説明されていないのでトレードで実績が出ない場合の責任を回避しようと疑ってしまいます。
自動売買でもバックテストで10年20億稼げるなら、エントリーも自動でできるようなオプションがあればよかったと思います。
また最新のEAでは自動売買でも長期にわたって勝てるEAは存在しています。
私も今回初めて知りましたが、自動売買に裁量を加えるというのは古い考え方になりつつある、ということです。
ただし自動売買で勝てるEAはまだ多くないという印象はあります。
理由は、長期に勝ち続けられるだけのロジックを自動売買プログラミングに落とし込むことは至難の業だから、ではないでしょうか。
超優秀なトレーダーのロジック、そのロジックを言語化してプログラムに落とし込む技術の両方がないと、勝てるEAは実現しないわけです。
勝てるトレード技術とEAプログラミング技術の両方を持っている人は少ないと思います。
※ただしEAを代行して作成してくれる業者はあるようです。
スキャルピングEAアルテミスFXのほぼ完全自動で5億円は本当か?についてはなかなか難しいというのが私の判断です。
おそらく1年で5億や10億は無理ですが、ただし数百万円ぐらいの利益はもしかしたら出せるかもしれません。
エントリーは裁量なので、できるだけチャンスにエントリーできる人に限りますが。
サラリーマンなど仕事の合間にエントリーするとしても、すべてエントリーできるわけではないので、長期間にわたってコツコツ利益を積み上げる必要はありますね。
将来に渡って変わらない普遍的なロジックで、高勝率のトレードスキルを身につけるならぶんぺいのオススメも参考にしてください。
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相場がこれからどのように動くのか?を予測することは簡単ではありません。
なぜかというと、相場はあまりに不規則に動くので、これから上がるのか下がるのか、またどれだけ価格が動くのか、常に見極めることはほぼ不可能だからです。
90%以上のトレーダーが資金を失って退場してしまうのが、相場の世界だとも言われています。
にもかかわらず、わたしはチャートの読み方や資金管理を学ばずにトレードしていました。
そうするとアッという間に資金が消えてしまいました。
多くの優秀なトレーダーですら生き残れない、そういう相場で準備もなしにトレードすることは、今考えると無謀な行為でした。
そこから365日毎日チャートを見ながら、利益の残るトレードとはどういう方法なのか考えてきました。
そこでわかったのは、
- 再現性の高い場面だけを見つけてトレードすること
- 利益が残る資金管理をルール化して必ず守ること
の2点です。
この2点を実践することで、少しずつ利益が出せて、かつ積み上げていくことができるようになりました。
この2点は、自転車のタイヤのようなものです。
自転車は両輪があって初めて前に進めるわけです。
トレードもこの2点の両方が確立しなければならないと考えています。
逆に言うとどちらかが欠けると、いつまでたっても利益が残らないということです。
再現性の高い場面を見つけてトレードするのは「スキル」になります。
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